- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875767183
感想・レビュー・書評
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ジョーン・エイキンの短編9つ。
エイキンの童話は、きらきらしたおとぎ話のようにみえてブラックだったり、さらっとおかしなことがおこってたり、ナンセンスの気があっておもしろい。訳者解説にあるように、まさに「かわいたユーモア感覚」といった感じ。イタリアのロダーリとかにも少し似ているかもしれないけど、そこまで明るいおかしさ満載な感じでもないところがまたいい。
どれもわりと好きだけど、「おふろの中のクモ」「ことばをひとつ」がわりとすき。挿絵も素敵でとてもよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エイキン2冊目。挿絵はとても素敵なんだけど、こちらもあっさりテイストなファンタジー。
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蝶や蜘蛛やカタツムリやら‥悪夢のようなエピソードもあるけど、イメージが美しくてもっと読んでみたくなった。挿絵もすごく綺麗だし大人のほうが好きかも?
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ぬすまれた夢をとりもどそうと、〈月の島〉へ旅に出る少年。ねこのひげを切ったために、髪の毛にのろいをかけられてしまう王女。ひとりの少女を愛してしまった木。自分の両足に逃げられてしまう少年。妖怪ケルピーに、世界一の画家にしてくれとたのむ少年…。おどろくべき想像力とユーモアが、不思議なきらめきと魔力にみちた世界を生みだす。イギリス児童文学の巨匠ジョーン・エイキンが贈る珠玉のファンタジー集。
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空想に満ちたアイデアが面白いファンタジーの短編集。
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多分いつまでも大切にするであろう本。
夢がつめこまれてます。 -
とってもきれいなのに怖い。
かわいらしいけどどこか陰のある。
そんな童話です。 -
誕生日に母から貰った本。短編集です。
この中で私の好きなお話はしゃべる髪の毛のお話と人間の女の子に恋をした樫の木のお話。その他表題作のぬすまれた夢、これも面白いお話です。