希林のコトダマ 樹木希林のコトバと心をみがいた98冊の保存本

著者 :
  • 芸術新聞社
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本棚登録 : 106
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875865858

作品紹介・あらすじ

ものを持たない、買わない生活をしていた樹木希林さんは、所有する本を98冊と決めていました。よい本があれば本棚から1冊抜いて知人にあげる……。その繰り返しで磨かれた蔵書たち。その最後のラインナップを初公開します。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の本棚を人に見せるのは
    裸を見られるくらい恥ずかしいのだけれど
    興味深い人の持ち物はとても興味深い
    見てはいけないものを見てしまったような
    気もしますが…
    心に響く言葉あり メモをする

  • 100冊の本しか所持しなかったという説明から入って、その1冊1冊を説明した本。どういう本を読むかによって、その人がどんな形をしているのか見えてくる。

    選び残った本たちは彼女の一部と言えなくもない。この本で紹介されていた本のうち、気になったものは古本で手に入れてみた。まだ読んではいないけど。

  • 希林さんが素敵なのは、たくさんの本を読んでいたからなんだなぁ。
    モチロンそれだけじゃないのは分かっていますが、やはり読書は人を豊かにするのだと思います。

  • 希林さんの本棚の本を借りての、編者(椎根和)の見解。あるタレント本がぼろくそに言われている。

  • 「言霊」(ことばに宿っている不思議な霊感)を感じた本しか保存しないということに共感

    最後に残された本や雑記帳がとても興味深かった
    やはり 活字から得られるものは大きく ことばを求めて日々読書は続けていきたい

    梅原猛や矢作直樹の作品は未読だが いつか必要なときが来たら読んでみたい

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著者プロフィール

編集者・作家。一九四二年福島県生まれ。早稲田大学第二商学部卒業後、「婦人生活」編集者に。その後、平凡出版(現マガジンハウス)で「平凡パンチ」「アンアン」の編集に携わり、講談社開発室、「日刊ゲンダイ」創刊編集長を経て、以後、「ポパイ」チーフディレクター、「オリーブ」創刊編集長、「週刊平凡」編集長、「Hanako」「Comic アレ!」「LIKE A POOL」「リラックス」の創刊編集長を歴任。関わった雑誌は十一誌に及ぶ。
著書に『VR的完全版 平凡パンチの三島由紀夫』『POPEYE物語』『オーラな人々』『銀座Hanako物語』『フクシマの王子さま』『希林のコトダマ 樹木希林のコトバと心をみがいた98冊の保存本』、荒井良二との共作絵本に『ウリンボー』がある。

「2023年 『49冊のアンアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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