とにかくあてもなくてもこのドアをあけようよ

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784877280772

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  • 暗い部屋、ドアも閉めきり膝抱え考える。明るくても暗くても、誰にでも平等に朝と夜はやってくる。飛び続けても延々と着陸しない想いに月の雫が流れ落ちる。見えるものにだけ価値があるというわけではないことも、もう知っている。現実は見えないものの方が欲しくて、でもそれはなかなか手に入らないこともちゃんとわかっている。それでも私達には心があるから、願ってしまうのです。窓とカーテンの間につかまえたお日様の暖かさに、昨日のはなまると今日を生きていく力を貰う。何も無くても見えなくても、『とにかくあてもなくてもこのドアをあけようよ』。

  • 詩にはまるお年頃。写真+歌謡曲のような軽い歌詞がカジュアルでいい感じ。

  • 「結局はみんな ひとりひとり だから 愛情は尊いのだと思う」
    好き。シンプルだからこそ余計に物事の心理を突く。

  • 先に進むことが私であるということ

  • 銀色夏生さんの写真付き詩集。癒されます。

  • はじめてのプレゼントになぜかこれを選んでしまいました。それだけ惹かれるタイトルでした。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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