- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877710781
作品紹介・あらすじ
大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに、動揺してしまった35歳の"私"。日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一晩だけの講義を開始した。
感想・レビュー・書評
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●発明家、起業家として巨万の富を築いた老人から仕事のアドバイスを受けるお話。
●書かれている事は目新しさはない。しかし、人生の成功者が語る話には、得る事も沢山ある。例えば、①明日は今日と違う自分になる(懸命さと創造力があれば、どんな事も上手くいく) ②今日の目標は明日のマンネリ(明日は今日と違う自分になる)等、目が覚める言い回しに出会う。
●私は、組織人の幸せは、良き先輩や上司に恵まれる事だと思う。この本は人にアドバイスするべき人に読んで貰いたいと、思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつも本書のタイトルを本棚で見かけるたびに「はい、楽しいです!」と笑顔で答えられるような仕事をしたいものだ、と思いつつ、未読だったので読んでみました。
大雪で閉鎖されたシカゴ空港で主人公が出会った老人。
この老人によるたった一晩の講義は、その後の主人公を大きく変えるきっかけになったのでした。
自分の働き方はこれでいいんだろうか…と思っていた矢先に、背中を押してくれる言葉にたくさん出会えました。
「明日は今日と違う自分になる」
「完璧とは、ダメになる過程の第一段階」
老人の言葉を聞きながら、だんだん明るい気持ちになってきました。
特に、遊び感覚でいろいろ試してみることの大切さを再確認。
せっかく仕事をするのだから、いつも不機嫌な顔でしていたらつまらない。
自分が楽しみながら、そしてその楽しさを周りにも波及させていくように仕事をするのが私の理想です。
そんな女性に近づけるよう、日々トライを重ねていこうと思いました。 -
海外の本を和訳している本特有の読みにくさが多少感じられたものの、目から鱗な成功に関するヒントが具体的に詰め込まれていた。
「右に倣うな」「新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデアだ」
この2つが特に印象深い。
何事も試してみる。「1万回失敗したのではない、1万通りの上手くいかない事例を学べたのだ」というエジソンの名言を彷彿とさせる内容だった。 -
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おはようございます。ダイちゃんと言います。私も、この本を読みました。人にアドバイスする立場の方に有益と思います。いいねサイン❗を頂き、ありが...おはようございます。ダイちゃんと言います。私も、この本を読みました。人にアドバイスする立場の方に有益と思います。いいねサイン❗を頂き、ありがとうございました。今後もよろしくお願いします。2021/08/21
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ダイちゃんさん
メッセージ、ありがとうございます!
この本は、仕事を持つ人への示唆が溢れてますよね。
これからもよろしくお願いします。ダイちゃんさん
メッセージ、ありがとうございます!
この本は、仕事を持つ人への示唆が溢れてますよね。
これからもよろしくお願いします。2021/08/29 -
2021/08/29
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楽しい仕事をするために計画することは不要だとわかった一冊。自己啓発本によくあるのがスモールステップで計画だてて進んでいくこと。本書ではビジネスは計画通りに進まないことから毎日新しい自分のように振る舞い、様々な試しの中から成功を掴み取ることを推奨しています。アメリカの大企業の成功事例が紹介されており教養としても面白いです。
●試す、試す、試す
本書の目次を見ると「試す」という言葉がたくさん出てきています。楽しい仕事というのは自分で成功するまで試し続けることだからではないかと感じました。試しているけれどもうまくいかない?本書のマインドで取り組んだところで10回中8回は失敗するとのことです。
●成功した人の真似をするのは失敗する
自己啓発本や成功体験を実践しているのに意外とうまくいかない、そんな方も多いのではないでしょうか。それはその人が成功したのはその方法だけでなく偶然(ラッキー)も含んでいるからだということです。成功には複数の方法があり、一つの方法でやっていくのは失敗するということです。
●完璧の上をめざすから感動する
ウォルトディズニーの話。やりすぎと言われてもさらにその上のクオリティーを目指す。それがディズニーのポリシーとのこと。仕事をしていて「まあこれでいいや」とするのは楽しい仕事はできないということです。 -
不思議なことに、不運は得てして幸運に変わり、幸運は得てして不運に変わる。
かきだしの一文なのだが、学びになったと思うことはこれだけなのだか、最高の学びの一つとなった。 -
「きみはこれまでまぐれを生かせてきたかね?」
大衆はリーバイスやコカ・コーラなど成功につながった「まぐれ」の例を、単にその人はツイていた、ラッキーだったと考えて納得してしまう。
その人たちは「特別」ツイていた訳ではない。飲み薬がコーラに、帆布がジーンズになり・・・ベルクロ(マジックテープ)の発明だって、オナモミがどうしてズボンにくっつくのか・・・諦めずにそれを解明しようとした副産物なのだ。ポストイットも不完全な糊を有効に生かした発明である。
『何もするな、そうすれば素晴らしいアイデアがやってくるだろう』ではなくて『<あらゆること>をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから』
変えることは難しいが、試すことはたやすい。それなのに皆、試すことをしない。だから平均以上ではあっても、それ以上にはなれない。
新しいアイデアは古いアイデアから生まれる。もっともらしい言い訳を新しく生み出すにはどうすればいいか。
今までにあった様々な言い訳をシャッフルし、組み合わせればそれはもう新しい言い訳になる。古いアイデアだと思って放っておいたところから、新しいアイデアは生まれる。
試してみることに失敗はない。
変えなくてもいい。試すだけでいい。
明日は昨日と違う自分になること。= 試すことを続けるということ。
ある目標を定め、うだうだと機会を伺っていても、世の中はその目標が達成されるまで待っていてはくれない。
適切な時や完璧な機会なんてない。すぐパッと始めること。
サンタさんのような表紙のおじさんが印象的で気になっていたビジネス本。起業を考えているとか、そんな訳ではないけれど生き方として読んでおいて損はない。 -
・冒頭は全く自分が置かれている状況そのままである。
・これまでの自己啓発書での学びを覆す内容
・目標設定で人生を管理する→人生は思いどおりにはならない、規則から外れたところで教訓が与えられる
・明日は今日と違う自分になる事が唯一の目標。毎日、良くなるように変化していく。
・人生は進化。進化の行き着く先は分からない。
・毎日毎日、違う自分になること。
=試すことを続けていく。
・他人を凌ぐためには並の人をやめる
・止まったまま動かないのではなく、常に試してみる。
・試すことに失敗はない。試すこと自体が欠落した場合に失敗する。
・人は変化は嫌いだが、試すことは大好き
・できることはどんどん変えてごらん。 -
仕事観を揺さぶる物語だった。
実話を例にあげて、分かりやすく語る老人の言葉にハッとさせられた。参考にして行きたい。
「もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?」
この場面が印象的だった。