オルスバン (青い鳥少年文庫 vol. 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784878937972

感想・レビュー・書評

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  • 再読。とても好きな物語。

  • 8割ドールと小物のフォトブックで、2割が初期長野まゆみの掌編って感じで、とても時代を感じる。うーん90年代少年耽美主義。
    しかして掌編時代は、少年アリス的世界観?空気感で嫌いじゃないなあ。
    夜間診療所…鳥の化身である少年たち…。
    ピーナツバターと水飴とアカシア蜜と這松の実のキャラメル…。
    うーん、まさに長野まゆみ。

  • 前半は写真、後半におはなし。

    「ぼく」も夜間診療所を開く「父」も鳥だと思うけど、今のとこはっきりしない。

    本に挟まってる青い鳥通信が手書きの文字とイラストで撮影の小道具を説明してて、それが良い味で素敵。

    先生手作りのゼリー。
    少年が持つガラスの器に入った蜜色のがそうだと思うけど、石と言われても納得しそう。

  • '99.10図書館で借りて読了。

  • 前半の人形と大切な綺麗なもの写真、後半の鳥たちの物語。どちらも長野さんの好きなものだけを集めて、ぎゅっと優しく抱きしめたような、そんな可愛い本。

  • 人形が好きなので写真は楽しめた。でも、天然理科少年の表紙のこがすきだなあw
    診療所にやってきたふたりの少年とのできごと。
    これ読んだのたぶん高校の頃なんやけど、この頃から人でないものたちとのふしぎな邂逅をよく読んどったんやなあ。

  • 昔の昔に読んだ本。古本市で再開して、思わず全巻買ってしまいました。この頃はよかった…

  • 深夜の診療所にやってきた不思議な少年2人組。
    正体は実は渡り鳥、「夏至祭」を思い出す設定。
    でもいいなぁ、雰囲気が。

  • 再…読。著者様撮りおろしのフォトストーリー。自然との共存が違和感なく、素敵なモノガタリです。キャラメルが食べたくなりました。

  • ほんわかした不思議話で奇麗だった。

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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