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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879321107
感想・レビュー・書評
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東日本大震災を機に、大きく変わった日本の電気事業の姿を描いた本。
東京電力福島第一原子力発電所の事故。
これを発端として、日本の電気事業は、政治・行政・マスコミ・政商など達により、事業を知悉した事業者、専門家を蚊帳の外においたまま、歪められていく。
しかし、完全に正しい方法であったかどうかということには疑問があるにせよ、民主主義の意思決定過程を正式に経てしまった以上、再生可能エネルギー固定価格買取制度、電力システム改革等、火事場泥棒的に決まってしまった制度は所与のものとせざるを得ない。
旧来の電気事業者は、お客さまの利益を考えれば、このように歪んだ環境の下でも、これからも引き続き責任を持って電気事業に取り組むべきである。
といったような、内容であった。
元東京電力の経営層の方の著書。
タイトルが少々わかりづらいか。
一般の人には、読み進めるのがちょっと難しいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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