本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880591315
作品紹介・あらすじ
本書を貫くものは、引き裂かれた肉体と魂の叫びだ。もとめ、のたうち、さいなみ、なみだするおんなの「魂の陰核」がぱくりと穴を開け、底無しの生と死の狭間を照らし出す。そして、ことば遊びにほうけた1989年の詩の死を、「おまえは誰だ」と問い詰める。存在の亀烈。痛み。闇。おののく心。彫刻家であり、小説家である草間弥生の存在のコアがここにある。