悪魔のダンス―絵の中から誘う悪魔 (ハートアートシリーズ)

著者 :
  • 視覚デザイン研究所
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本棚登録 : 171
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881081235

作品紹介・あらすじ

エピソードに事欠かない悪魔は、画家たちの想像力をかきたてる格好の題材。名画になった悪魔たちが西洋美術の奥深さはもちろん、文化の根深さまでも垣間見せてくれます。

感想・レビュー・書評

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    悪魔のダンス
    ~絵の中から誘う悪魔~


    平成8年(1996年)6月25日 第1版

    著者:視覚デザイン研究所・編集室
    発行所:株式会社視覚デザイン研究所

  • 開始:2023/3/27
    終了:2023/4/7

    感想
    天使より身近にいる存在。人類に火をもたらしたのはきっと彼ら。今も昔もふとした瞬間に顔を覗かせる。これからもずっと僕らを見ているはず。

  •  絵をたしなむ私だが、タイプ違いの美女を10人描け、と言われたら困ってしまう。これが不美人なら、得たりや応!と描けてしまう。
     この美人と不美人、天使と悪魔とパラレルである。
     絵描きの立場としては悪魔の方が描きやすい。小川から大海へ抜け出た魚のように自由闊達に描けるだろう。
     本書は広く浅く、あまたの悪魔を紹介してくれる。

  • 中のゆるいイラストがいい。

  • 内容はかなり浅いが、キリスト教の悪魔から日本の悪鬼、果てはデビルマンまで扱うという幅広さ。美術に現れる悪魔は一通り網羅しました、というような内容には好感が持てる。ただ、私としては、もっと闇の歴史的な暗い内容を期待していたのだけれど、どちらかというとお茶目な感じに編集されていて、それが少し残念だった。宗教によっても地獄の様相は違うし、結局は想像の産物でしかない、ということか。当たり前だけれど。

  • 一目見たときに気になって、すぐに衝動買いしてしまった。

    ヒット作じゃない本って、そのとき買わないと意外とあとで見つからず、ずっと後悔するから!

    たくさんの絵画と、悪魔の小話が紙の隅々にまで散りばめられていて、ボリュームがあった。

    内容はそんなに濃くはないのだが、不思議と少し贅沢な時間を過ごした気がする。

    悪魔は空想上のものだと思うけど、各宗教聖典はもちろん歴史的背景や地理的要因が反映されていて、興味深い。

  • 厨二病のオリジナル小説を書いていた頃に参考にしていた書物。
    友に読ませていたりもした。
    勿論、今となれば封印したい所謂「黒歴史」で有ることは言う迄も無い。
    ちなみに、私が期待していたものとは違った。

  • 肩の力を抜いて読める宗教絵画の解説書。

  • こっちは悪魔の描かれた絵画についての本。「天使のひきだし」と対で読むと楽しい。

  • (2006.12.12)

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著者プロフィール

1956年 仙台生まれ横浜育ち。明治大学経済学部経済学科卒業。
在学中小野二郎氏に影響を受けデザイン美術に興味を持つ。視覚デザイン研究所入社後、内田広由紀に視覚によるコミュニケーションデザインを学ぶ。2012年 日本国際交流基金の招きによりパリ、ローマ、ロンドンにて「和の色」講演。
視覚デザイン研究所 編集長

「2020年 『マカロン配色見本帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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