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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882027676
作品紹介・あらすじ
ケルト文化の源流を求めて! ケルトの黎明「ハルシュタット期」、絢爛たる「ラ・テーヌ期」、ローマ文化との融合「ガロ=ローマ期」……ケルトの古代史をたどるように、オーストリア、ドイツ、スイス、フランスのブルゴーニュとプロヴァンスのケルト遺跡を訪ねる。ヨーロッパ文化の基底には〈ケルト〉があった! (*本文より→)「統制・管理されて生きることに我慢できなかった。ケルト人の行動をみるにつけ、ぼくは強くそう思う。彼らはまさしく〈自由の民〉だったのである。獲得した地に定住したものの、土地が疲弊すると、またどこかへと移動する。その先に立ち向かう相手がいても、死をおそれていないので、容赦なく突進して行く。……豊かな土地、新天地を求め、彼らは薄明期のヨーロッパをさまよい歩いていたのである」。