- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883351794
感想・レビュー・書評
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コピーの書き方のヒントがつまった本。凝り固まったものではなく、ユーザー目線でどこまでイメージできるか。その整合性はどれほどあるか。
コピーの基本は散らかし、選ぶ、磨くという表現には確かになーと納得。
何度も読み返したくなる一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『<アイデア>の教科書』で薦められていたので広告の勉強のために読んだが非常に参考になった。心に留めようと思った一文を挙げようと思えばきりが無い。取り合えずそれらは自分のノートにまとめるとして、コピーライターやとにかくクリエイティブな職種を目指す人達には一読の価値有だと思う。
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今まではコピーを書く機会はあまりなかった。業務上はコピーを書くけることより、コピーの内容を評価し、採用を判断できればよいと説明を受けていた。しかし本書を読んでから、コピーが書ける能力が備えることで、感覚的でなく技術的にその判断力がついてくるのではないかと感じた。
著者は「なんかいいよね」は禁止というが、そのとおりだと思う。似たような言葉で普段よく「○○らしくていい感じ」と使われる機会もあるが、実はこれも禁句なのかもしれない。これらに共通していることは、発した瞬間に思考停止に陥ることだ。少なくともブレスト時は控えたいものだ。 -
最初に、目次のことばの美しさに、はっとしました。
シンプルかつ、伝わってくることば。
ぐっ、と惹きつけられました。
「常識」がみんな知っているものであるならば、「コピー」は知っているけれど意識の下に眠っているもの。
本質を考える。
いろんな人やほかのモノとの関係に着目する。
その先の広がりを考える。
「コピー」に限らず、いろいろなものに応用できる考え方だな、と思いました。
コピーというものが、あらゆるものを対象とするのだから、当然と言えば当然なのかもしれないけれど。
すっきりとして頭の整理にもいい本でした。頭がごちゃごちゃしてきたら、また読もう。 -
コピーを書くために必要な思考法が学べる一冊。
体系立った内容の中にも具体例が多かったためイメージしやすく、努力次第で身につけられる内容だと思った。
何かを見たり聴いたりしたとき「なんかいいよね」というぼんやりとした感想で終わらせるのではなく、「なぜいいのか」と考える癖をつけていきたい。 -
コピーライター志望かどうかに関係なく、あらゆる人のためになる本。
広告コピーを生み出すための思考プロセスは日々の生活や、抱えている仕事にも新しい発見を生むきっかけをくれた。 -
広告コピーの本だけど、コピーライターなどではなく一般の人でも読みやすい。
わかりやすい事例が多くフリーランスの人が、自分のビジネスや自分自身をどのように「魅せて行くのか?」を考えるのに向いています。 -
他人の思っているんだけど自覚していない部分=暗黙知を引き出すこと。
他人がコピーを見た時に心と体が動くのかを想像すること。
他人が口にしたくなるコピーなのか考えること。
常に自分以外の誰かの気持ちを想定すること。
それが大事。
書きながら思ったけれど、これってコピーだけじゃなくて人として大事な事の一つだなあ。 -
シンプルかつ洗練されたコピーの書き方の本。
内容が、研ぎ澄まされているだけに、
広告はモチロンのこと
一般顧客、ユーザーを相手にする他のビジネスにも
応用できる点が多々あります。
コピーひとつとっても簡単なものではありません。
人に伝わる、目的を達成する、真に納得出来るコピーを
創りだすプロセスを垣間見ることができ、糧にしていきたいです。
また、読み返す。