ついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポ

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883925209

感想・レビュー・書評

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  • 同著者の「なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?」が面白く、こちらも読了。
    内容は前著と似ていて、著者の潜入取材が主となる。
    前著と被るエピソードもあったが、楽しく読めた。

  • 街にあふれるキャッチセールス。ついていったらどうなるのか、興味があった。著者も結構お金払っちゃってて面白い。できない(したくない)経験が疑似体験できて良かった。家族にも読ませたい。

  • 「アンケートにご協力ください」「絵に興味ありますか?」「手相の勉強してるんです」 街を歩いていると、いろいろな勧誘を受ける。悪質なキャッチセールスの噂は知っているから、無視して通りすぎるのが一番。 だけど「本当についていったら、どうなるのか?」という疑問は残る。 本書ではインチキ宗教から怪しい絵の即売会、無料エステ、コーヒー豆の先物取引まで、実際にキャッチセールスの現場に潜入。 本当は気になるけど見にいけない場所のこと、あなただけにお教えします。


    とのこと。
    アンケートや手相は結構街で声をかけられるので気になっていた。
    怪しいところに潜入してみたくなるタチたので、ずっとうずうず我慢していたのがやっとすっきりした。

    だいたい予想通りだけど、やっぱり面白い。
    絵は金のない浪人生時代について行ったことあるけど、全く金を持ってないので特に何もされずに終わった。

    でも浪人時代に路上で騙されて5000円くらいとられたことはあったなぁ・・・


    だいたい予想通りだけど、UFOをマジで信じてる会に潜入とかぶっ飛んだおじいちゃんが一人でがんばってる6角形パワーとかは怪しさとともになんか笑えて面白かったw

    あとは雑誌によくある幸運のアクセサリーだけど、実際に効果なくて返品と返金をお願いするとあっさり返ってくるらしいことには驚いたw
    お試し期間に偶然いいことが起こった人が信じて購入する程度で成り立っているのだろうか、あの広告料で・・・

    あとは強引な悪徳営業はやっぱりウザいです。
    そんな悪徳営業会社に訴えられた話もこちらの文庫版には載ってます。
    うーん、裁判って大変ですね・・・

  • 自分も実際に同じ手口で声をかけられたことが多々あったので身震いがする思いで読みました。
    撃退法なども掲載されており、とても身のためになる本。(08年9月22日)

  • 自分自身、「手相の勉強をしてるのですが・・・」と
    声をかけられる事が何度かあったので、これを読んでスッキリしました。
    実際自分でやるとコワいけど、ついていったらどうなるんだろう?
    という疑問をお持ちの方、必読です。

  • 怪しいと思っているけれど、結局どうなんだろうと気になる部分がズバリ書かれていて、面白い。キャッチセールスで被害にあわないための方法も書かれていて役に立ちます。

  • キャッチセールス、実は1回ついていってみたいと思ってた。
    代わりに行ってくれてありがとう。

  • キャッチセールスの勧誘を断らずについていったらどうなるか。興味はあるけどなかなか出来ないことだが、著者の多田氏はあらゆるキャッチセールスに潜入して取材を試みている。読んでいくと業者のパターンや手口が見えてきて、改めて彼らの怖さを実感した。

著者プロフィール

ルポライター、キャッチセールス評論家、悪質商法コラムニスト。1965年北海道旭川市生まれ、宮城県仙台第三高等学校、日本大学法学部卒業。雑誌にて『誘われてフラフラ』の連載を担当。2週間に一度は勧誘されるという経験を生かしてキャッチセールス評論家になる。これまでに街頭からのキャッチセールス、アポイントメントセールスなどへの潜入は100カ所以上。キャッチセールスのみならず、詐欺・悪質商法、ネットを通じた詐欺商法にも精通する。2022年「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(ytv系)などで旧統一教会に約10年間在籍していたことを公表し、大きな反響を呼んだ。著書に『ついていったら、こうなった』(彩図社)、『あなたはこうしてだまされる 詐欺・悪徳商法100の手口』(産経新聞出版)、『だまされた! 「だましのプロ」の心理戦術を見抜く本』(方丈社)、『マンガ ついていったらこうなった』『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』『あやしい求人広告、応募したらこうなった。』『サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」』『サギ師が使う 交渉に絶対負けない悪魔のロジック術』(イースト・プレス)などがある。

「2022年 『信じる者は、ダマされる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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