生き方の流儀

  • 致知出版社
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本棚登録 : 43
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884749279

作品紹介・あらすじ

二人の生き方名人が語る人生の流儀。

感想・レビュー・書評

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  • 有名になったら何とでも言えるわな。努力だけが幸運を呼び寄せたわけではないし、時代に適応できたわけではない。他人のこだわりに学ぶべきものはあるのか。

  • 評論家の渡辺昇一と将棋名人の米長邦雄の「生き方」に関する対談。それぞれの分野で「一流」と呼ばれる2人の対談だけあって、面白い。対談なので特にポイントをピックアップして強調することはないが、それゆえに話に節々から各人の生き方に対する信念が読み取れる。
    以下、個人的なメモ
    ・(地震が発生した時)自分がいまだに慌てて何をしようと、誰のためにも、何の役にも立たない。眼前の仕事を続けるのが良いのではないか。
    ・この世の中のルールのほかに、もう一つの別のところで動いているルールのがあるのではないか。内発的な関心を持ち続けておくと、どこかで別のルールに乗ることがあるのではないか。
    ・世の中がどうあれ、こつこつと努力を続けていれば、チャンスはいつか訪れる。それに気づかせるような教育が必要だとつくづく思います。
    ・一所懸命こつこつやっていると、運が舞い降りてくる。運のいい人には、そういう共通項があるようですね。
    ・身体をつくるにはサプリメントや点滴ではだめなのです。口から食べなければだめだし、ウンチを出さなければダメなんです。それは頭でも同じ。(インターネットの利用について)
    ・孟子「天はまさに大任を。。。」
    ・結論として、生き方の流儀は本職に徹せよ。あとは好きにすれば良い。
    ・大体、量と質が一致するんです。一般論として、一流の人は仕事の量が多い。

  • こういう風に生きなさい、というようなことは書かれておらず、渡部氏、米長氏のこれまでの生き方が対談の形で書かれている。
    いい人生だったと思えるよう、楽しみながら頑張っていこうと思います。

  • Kodama's review
    渡部昇一氏と米長邦雄氏の対談形式となっています。長く深く人生を生きられ、一つの道を極めて来られた方のお話しは説得力があり、勉強させられます。
    (11.06.18)
    お勧め度
    ★★★★☆

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著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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