成功哲学: あなたを変える素晴らしい知恵の数々

  • きこ書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784886933256

感想・レビュー・書評

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  • 成功するための心がけ、方法を知る

    このレビューを書くために、「成功哲学」って検索したんだけれど、まあ、本の出てくること出てくること。
    この本にたどり着くまでに、ずい分かかっちゃった。

    「成功」の定義
    〇成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標【願望】を黄金律に従って一つひとつ実現していく過程である。
    (注)黄金律・・自分がしてほしいとおもうことは、率先して他人にもそうしてあげること。(p15)
    ☆この成功の定義、忘れていた。時々見て、思い出したい。

    〇他人の行動があなたに影響を与えるように、あなたの言動も他人に影響を与えているのだということも忘れてはいけない。(p19)
    ☆他人から見た視点、というのも、時には意識する必要がある。

    〇10人のうち9人までが白だといっても、あなたが本当に黒だと思うなら、黒だというべきである。(p62)
    ☆納得する理由もなく他人に同調するのは無能、だそうだ。確かにそれは、自分自身ではない。でも難しい。

    〇怒りの感情は、「書くことによって身体から出す」ことができる。(p82)
    ☆「書く」の効用。まずは、手を動かす。
    でもノートに書くより、ぺら紙に書いた方がいいのかな。見返したくないものになりそうで・・。

    〇物事を効率的にするために、不要なものを捨てるということは、意外に重要なことである。(p86)
    ☆断捨離!!!
    少ない自由時間を何に使うか。
    読書(インプット)
    仕事以外の知識(インプット)
    SNS(アウトプット)
    ブクログ(アウトプット)
    家族との時間
    家事、料理・掃除

    〇あなたが他人と幸福を分け合うたびに、相手に対して貸しをつくることになる。その貸しは必ず返される。(p25)
    ☆相手がしてほしいと思っていることを見極めるには、観察する力も必要だと思う。

    〇「『黄金律』とは、相手と立場が入れ替わったときに、自分がしてほしいと思うことを、相手に対して行うべきだ、という意味である」(p213)
    ☆これが基本の考え。

  • 「自分がしてほしいと思うことは、何よりもまず、他人にしてあげよう。」

    本の表紙の裏、一番最初にこう書いてあります。

    ヒル博士の成功哲学の根本に流れる黄金律ですね。


    今回は2回目の読書。

    私はヒル博士の著書は3,4冊持っているのですが、この1冊は印象が薄かったのです。

    でも開いてみるともう止まらず読みきってしまいました。

    どうして初めて読んだ時の印象が薄かったのか、不思議に思ったほど。

    おそらく当時の私にはこの内容を消化するだけの基礎がなかったということでしょうね。

    400ページ以上ある厚い本ですが、その随所にヒル博士の成功哲学の知恵の数々がちりばめられています。


    ヒル博士も本書の中で繰り返し言っていますが、真の成功とは経済的や物質的な成功よりむしろ心の平安が重要。

    本書は特にその心の平安に多くのページを割いています。


    中でも私に深く響いたのは「代償の法則」。

    誰でも知っている法則。

    出したものは返って来る、というものです。

    良い行いには良い結果が、悪い行いには悪い結果が返ってくる。


    様々な哲学、宗教、神話が言っているこの代償の法則。

    こうして改めて言われると自分はどうだったろうか・・・と考えさせられます。

    また、これからも善良に生きようという気になります。


    時折物質的な豊かさは心と関係なくもたらされることがあります。

    でも、正しい、穏やかな心がないとその豊かさにつぶされる事があります。


    すでに豊かな人も、これから豊かになりたい人も、必読の1冊です。

  • 成功するためには自分は絶対成功するんだと自己暗示をかけて、後は気合で頑張れ、みたいな内容。
    本書で描かれる成功者は社会的に地位があったりお金持ちになったりということを指しているらしいけど、どんな人生が成功なのかは人によって異なるはず。
    地位も名誉もなくて、お金も人並みにしか持っていない人生でも、その人が幸せだったり生活が充実していて本人が満足なら、それでいいじゃないかと思う。
    あと、成功するための方法を知るために成功者だけを調べているようだけど、それだと生存バイアスがかかるので、成功者と同じだけ失敗した人を調べないと成功するための要素は見えてこないだろうと思うけど、著者はそのことに気づいていないようだ。

  • 著者は、人生における敵として、「恐怖」を筆頭に挙げているが、強く同意する。
    個人的には、第二の敵として「怠惰」を挙げたいが。

    「人が不幸になることの原因の多くは、他人の人生にばかり干渉して、自分の人生のための努力を怠ることである。自分のための努力を常に最優先することを忘れないでほしい。」(84頁)

    「人間の心が信じられるなら、人間はそれを達成することができる」(94頁)
    「心が信じられることは、どんなことでも心が達成できる」(115頁)

    「あなたは、人間であることに慣れている。ときにはゆっくりと時間をとって、あなたが人間であることの特異さをしみじみと考えてほしい。」(115頁)

    「彼ら成功者は、「上向き」の話をしていた。失敗を後ろに置いてくれば、失敗はついて来ないことを知っていたからだ。失敗という言葉は彼らの会話の端にはのぼらなかった。」(155頁)

    「怒りの気持ちを過去に置いてくるのに何かいい方法はないか……たぶん、いちばんいい方法は、こうだろう。「ほんの少し余分に進む」つまり、いま与えられている給料や報酬以上のサービスをすることだ。」(166頁)

    「四方八方出口がない、とあなたが思うような場合でさえ、山や草原、海や湖に数日、いや可能なら気が済むまで、そこでくつろいでいれば、必ず出口は見つかるものだ。」(178頁)

    「祈りは、建設的価値のある何かを達成するために、必要ある場合に行うものである。……”目に見えない手”と協力するのだということを知るべきである。」(193頁)

    「恐ろしいものをしっかりと見つめ、それを克服できるとあなたが知ったとき、それこそ偉大な助っ人が来てくれたことになる。知ることは恐怖を克服する唯一の手段なのだ。」(250頁)

    「恐怖は人間が作った悪魔である。自身を持つという信念は、この悪魔を倒すための武器である。……失敗や敗北は一時の経験に過ぎないからと、気に止めない人の後押しをするのだ。」(269頁)

    「あなたの言葉や表現の一つが別の人の心に届いて、それが否定的だと判断されたとしよう。そうすると、否定的なメモリバンクが開いて、同じような種類の否定的な記憶をすっかり呼び起こしてしましがちなのである。」(285頁)

  • 成功する人は自分の才能を信じる
    エジソンはバカだった
    p78~心が平穏な人なら,復讐をしたいと思わない
    怒りがいかに無力なものか
    怒りの感情は書きだすことで身体から出すことができる,そして時間がたちまた読み直す

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著者プロフィール

1908年、駆け出しの雑誌記者時代に、アンドリュー・カーネギーと出会う。カーネギーの要請で万人が活用できる成功の秘訣の体系化に着手。カーネギーの尽力もあり、著名な500名以上の各界成功者が共同作業に携わる。20年後の1928年、初期プログラム完成。そして実践の場での有効性を調査し、再び検討を重ねて52年後の1960年に、遂にPMAプログラムを完成(80年後の1988年に新版完成。日本語版はこの新版による)。この間、ウッドロー・ウィルソン大統領の広報担当補佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領の顧問官を務める。また、講演家としても活躍。大富豪の一人としても、その名を残している。ナポレオン・ヒル財団設立後、1970年87歳で没。

「2020年 『新装版 成功哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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