赤毛のアンレシピ・ノート: L.M.モンゴメリの台所から

著者 :
制作 : イレーン クロフォード  ケリー クロフォード 
  • 東洋書林
3.74
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本棚登録 : 117
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887214019

作品紹介・あらすじ

『赤毛のアン』でおなじみの作家モンゴメリの手書きのレシピ帳をもとに、1900年代初めの料理と調理法、当時の生活習慣や暮らしの知恵を垣間見る。

感想・レビュー・書評

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  • 赤毛のアンというよりはモンゴメリの料理本。
    モンゴメリのレシピメモが残っていたというのは嬉しいかぎり。
    ドリップ油を使っていたりスパイスたっぷりで時代を感じます。
    モンゴメリの愛称(ミドルネーム)の「モード」が最初なじみがなかったので
    ピンとこなかったけど読み終わる頃には私の中でもモード呼びに(^-^)
    都会に引っ越して二週間で電気大好きになっていたりして
    可愛らしい女性だなぁ。

  • 料理は手作りが何より、我が家のレシピをとってあるなんていいね~

  • 帯文:”おいしいものを作り、家族や友人と楽しむ。そして「アン」を書こう!” ”本人による手書きの料理メモをまとめた貴重な一冊” ”残されていたもう一つの贈り物…”

    目次:この本を美味しく読むためのエッセンス、材料について、この本に出てくる台所道具について、計量について、序文 メアリー・ヘンリー・ルビオ、まえがき、第1章 牧師館のアフタヌーン・ティ、第2章 趣のあるフォーマルディナー、第3章 牧師夫人の日常生活、…他

  • まだ見ぬカナダ東海岸のレシピ。読物として楽しい。

  • こどもの頃「赤毛のアン」シリーズに出てくる美味しそうなお菓子やお料理には憧れた。何が食べたかったろう?キイチゴのタルト、レモンパイ、レイヤーケーキetc…イチゴ水ってどんなの?なんて。
    母の台所に赤毛のアンレシピ本があったがそれに載っている写真は今ひとつもうひとつ垢抜けないというか、何かが違う気がしていた。大人になり知ったことには、あれは日本の料理家さんの想像で作られたものだという。それはそれで凄いけれど、やはり繰り返し読んだあの本たちに出てくるホンモノのレシピが食べたい!でもありました、本物のモンゴメリ女史が実際に使っていたレシピをまとめた本書。自分に実際作れるかはさておき、どんなものだか見てみたい。というか、もしできなかったら誰か代わりに作ってほしい。胃袋の準備はできている。

  • 小麦粉、バター、料理ストーブ、家、海岸、小川に小道、森や湖、家族の笑い声、そして猫たち。
    食べるって、本当に生きることの基本なんですよね。
    レシピ本としてだけでなく、モンゴメリが『赤毛のアン』を書いていた当時の空気を知ることのできる一冊。
    当時の台所をのぞいているみたいでした。
    『赤毛のアン』ファンはもちろん、多くの人に楽しんでもらえる本だと思います。

  • 図がない。

  • 料理はとっても再現できそうにないけど
    当時の生活がわかるレシピだったし
    モンゴメリの生活が辛いばかりじゃなく
    楽しいことも多々あったことや
    息子さんとの心の交流がしれてよかった。

    魅力的な女性だったんだと思う、モンゴメリは。

    でもちょっと砂糖と油のとりすぎ(笑

  • タイトルが間違ってるのじゃないだろうか。赤毛のアンのレシピ・ノートではなくて、ルーシー・モード・モンゴメリーのレシピだ

    内容は古き良き時代の暖かい手作り料理 著者が砂糖控えめになるように注意書きを書いているが、それでもまだ甘すぎると思う。

    たまに誤訳と思われるところが見受けられる

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著者プロフィール

奥田実紀 宮城県仙台市生まれ。コピーライター、編集者をへてフリーライターに。1992~93年、小説『赤毛のアン』の舞台となった、カナダのプリンス・エドワード島に、小さい頃からの夢を果たし滞在。その体験をもとに書籍を出版、雑誌記事も執筆。新聞・ラジオ出演、カルチャーセンター等での講演会も行なう。タータンの著書に『タータンチェックの文化史』(白水社)『スコットランドタータンチェック紀行』(産業編集センター)『図説 タータンチェックの歴史』(河出書房新社)がある。

「2021年 『すてきなタータンチェック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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