- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887593794
感想・レビュー・書評
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・偉大な成果は偉大な質問から始まる。
・思考は質問とそれに対する答として起こる。
・遊牧民「どうやって水のある場所まで行こうか」→「どうやって水を運んでこようか」質問の仕方により、パラダイムが変わる。
・もっとも効果的なコミュニケーションの方法とは、20%の意見と80%の質問である。たいていの人は80%の意見と20%の質問をしている。
・「選択」は「学習者の質問」の道へと続き、「反応」は「批判者の質問」への道へと続く。
・学習者は考え抜いて選択する問題解決集中型。Win-Winの関係。
・学習者の質問は、「なにが起きているのだろう、何が役立つだろう、望みはなんだろう、何を学べるだろう、何を必要としているのだろう、何ができるだろう、何がベストだろう」
・批判者は習慣的に反応する責任追及型。Win-Loseの関係。
・批判者の質問は、「だれのせいだろう、私のどこがいけないいんだろう、どうして彼らは失敗ばかりするんだろう、どうして彼らはおろかなんだろう」
・学習者の質問を選択することで、どんな状況でも、理解し、改善し、変化させることができる。
・感情的な反応により批判者の道に行きそうになったら、いったん立ち止まり、スイッチングレーンにより質問を選択し、学習者への道にスイッチすることが大切。
・相手の行動と自分の反応を切り離す。そうすることで、レーンをスイッチし、学習者の道に進むことができる。
・自分になにが起こるかは必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分がなにをするかは選択できる。
・両社が批判者になっているときは、最初に気づいた方が優位に立つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【 #書籍紹介 】 @BizHack1
#質問思考法 #QuestionThinking の本です。
批判者と学習者の質問の仕方があり、
人は誰でも両方の考え方をもっています。
また、
どんな時でも、どちらの選択もできます。
物事を自分事にするなら、学習者がいいですね。
#QT質問思考の技術
https://amzn.to/3jv70Si
2021/03/28 -
質問することで自分をコントロールし、周囲に好ましい影響を与える可能性を広げることが目的の本書。
目からウロコです。
ワークショップ型の要素もあり、行き詰まりを感じる人には是非オススメしたいです。 -
良著。
質問のスキルを学ぶつもりでとりましたが、スキルだけではなく、質問によって自身の行動を変えるという深い話でした。
自分と向き合うことで、自分の行動が変わり、人との関わり方が変わり、自分自身のコントロールの仕方が変わる。
非常に学ぶ点が多く、お薦めです。 -
今の自分に必要な本だった。
大雑把に言ってしまうといわゆる“プラス思考”で成功への道が開けるってことになるんだろうけど、
“プラス思考”って、ボクはちょと楽天的で人事(ひとごと)的なイメージがある。
なんとかなるでしょ的な。
(これはプラス思考とは言わないか)
だけど本書ではそこを“質問”という切り口で分かりやすく明確に紐解いていることにより、
より具体的で即戦力のあるスキルを目の当たりにすることができ、また学ぶことができる。
と思う。
それにしても“知る”ってことは本当に大切なことだと思う。
そもそもこういう(役に立つ)理論というかスキルや考え方を知らなければ、
自分の考え方や戦略・手法の立案に幅が広がらず行動も変わらない。
行動が変わらない限り、結局のところ結果も変わらないままなんだろう。
本書ラストの引用、元エジプト大統領、アンワル・サダト氏の言葉は、
それを短く鋭く言い表されていてすごく分かりやすい。
「思考の枠組みを変えられない人間はけっして現実を変えられない」
受け売ろうっと(笑)。 -
今からでも学習者の道を歩むのは遅くない。悔いのない人生を送る、自分の人生に責任を持つ、意志を持ってやり遂げる。全てのことはどういう質問をするか、から始まるということ。
たしかに学習者の質問をすると、ワクワクする。 -
●質問をしないと可能性の扉は開かない
★★★★★
前向き質問(クエスチョン・シンキング)とは、
「自分自身や他者への質問を変えることで、
前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法」のこと。
答えを求めているとき、解決、改善しようと取り組むとき
思考が偏り批判する視点で
初めからみてしまう癖がきっと誰にでもあると思います。
しかし批判の視点から発される質問は
あらゆる可能性を閉じてしまいます。
そんな状態に陥るまえに
「なぜこんなことになってしまったんだろう?」
→「なにをすればうまくいく?」
のように視点を置き換える質問の仕方が書かれています。 -
大した本じゃないだろう。
と思って読み始めたが(さっそく批判者w)、思っていた以上に得たものは大きかった気がする。
一言で言うと、「考え方を変えて、ポジティブな質問をして、好奇心に満ちた、わくわくする良い方向に進んでいきましょう。」という内容。
常に批判的なことを考えてる批判者から学習者になりましょうって。
自分が基本的に批判者の状態であり、学習者の質問をするべきであると気付かされた。
ただ言われると、胡散臭い、クサイ話に聞こえるが、なぜか納得できた。
この本を読んで、前向きになれたし、なぜか少し気持ちが楽になって、穏やかになった。
普段は重い荷物を持っているおばあさんが階段を登っていても、声かけることすらできないのに、声をかけてしまったほど笑
●気になった言葉
・自分にはなにが起こるか必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分がなにをするさ選択できる
・私は自分で批判者の落とし穴にはまっていたのだ -
【77/150】数年前に一度読んで感動した本である。最近受講したコーチングのクラスで話題になったので、再読してみた。
学習者の質問、批判者の質問、スイッチイングクエスチョン、Question evertythingなどなど、もう一度噛み締めさせていただきました。
この本に書かれてあることを自分も実践しつつあることで、色んな意味で楽になったことは多い。でも人はすぐ批判者の道に入ってしまう、再読して、最近批判者の道に入って行ってしまうことが多いなと気づいた。すぐスイッチングレーンに入らねば。