- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595200
感想・レビュー・書評
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独学について知りたくて読書。
学習と独学の違いはなるほどと思う。日本語だと表現しづらいが、前者はLEARN、後者はSTUDYの違いで大人に必要なのは後者だと述べている。
読書は独学の基本であり、自分の頭で考える最良の教材といえる。学んだことはアウトプッとして、疑問に感じたり、仮設を考えることで訓練を重ねて発展させる。
その意味では私はまだまだ修行不足だと痛感する。自分の頭で考える訓練が少ない。読書からより独力を発展させる必要がありそうだ。
今の私に必要なことは時代とともに変化する正しい言葉を使うこと。そして、外国語の習得だと思う。
また、ウィキペディアに依存する傾向がある日々を反省させられた。
読書時間:約25分 -
独学のすすめが中心的な論点。人から教授されるよりも効果があること、独学のしかた、本の読み方など。
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学習は人から教えてもらうこと、独学は自分で学んでゆくこと。読書が独学基本であり、疑問を持つことにより、学ぶ原動力になります。語学については、私は未だに苦手で必要に迫られていないために行ってません。自らが調べることで情報は知識に変わる。
知識が人生を豊かにする。 -
最近読んだ本の中で、1番心に響いた本です。
こういう考えを持った人は好きですね。 -
あるひとつの勉強、勉学術。宗教をよく知ることや日本語を正しく使うこと、多読すること等、勉学していく中での著者のベースとなる考えが記されている。
たくさん本を読むことで、共感できなくともその考えを享受していけたらと思う。
また、思考と言動が密接に関係していることに興味をもった。
あとがきに「人生を楽しむとは、お金を使って享楽的な日々を送ることではない、一日一日に、自分がたずさわる事柄や仕事に、出会う人々に、かけがえのない意味を見出し、ふつふつとした喜びを感じて生きることだ。」とあった。こんなふうに考えて毎日を過ごしたい。 -
あからさまに西洋文明に軸足を置いている著者が本書で説く「勉学術」には、違和感を覚える人も多いかもしれません。
個人的には、「一つの考え方」としてはまぁ受け入れられる範疇かとは思いましたが。
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古典も読む、とにかく読む。外国語の勉強もまず読むことから始める。イライラしてバカみたいに起こる奴は読書していない。
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学習と独学は違う。Learnは学ぶことであり、人を真似ることである。一方でStudyは研究すると意味を持つことからもわかるように、真似るのではなく、自分独自の視点を持ち、新たな境地を開くことである。
本書では、哲学・歴史・宗教関連の話題を例に独学の仕方を述べている。 -
1つ下の勝間さんの本を読んだ後だったので、主張の違いが際立って面白かった。勝間さんは「本に線引く時間が勿体ない!」と言ってる一方でこっちの本では「線を引きながら読むとよく頭に入る」と言っている。勝間さんが「情報は全部PCに入れろ!PCは補助脳だ!」と言ってる一方でこっちの本では「PCに入れると印刷した時に紙がかさばるからノートかなんかに書いてまとめておけ!」って言っている。僕は本には線を引き、情報はPCに入れるから両者混合型といったところかな。この本は単なるハウツー本ではなくて哲学とか宗教といった見地から物を書いているのでおもしろい。本を読んで知識が増えると考え方や価値観が変わっていき、行いが変わり、人間関係が変わり、人生が変わるという。そして内側から自分を輝かせることが独学の目的だ!みたいなことを言ってます。いいこと言うね。
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理工系のような実験が必要な分野以外は基本的に勉強ができ、その基本は独学であると主張する著者。
さらに世界のことを理解するには聖書やコーランのような主要な宗教のバイブルと言われるものを理解しておく必要があるという。
自分実践していた学び方とよく似ていたので、すこし自信をもつことができた。
何か新しい分野を学んでみたいけど何から手をつけていいか分からないという時に有用。
コメント有り難うございます。この著者の本はユニークな視点での考察だと思います。特にウィキペディアの質について言及して...
コメント有り難うございます。この著者の本はユニークな視点での考察だと思います。特にウィキペディアの質について言及している本は珍しいかと。