リトルプリンセス〈小公女セアラ〉

  • 西村書店
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本棚登録 : 57
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139064

感想・レビュー・書評

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  • 既読なのに別の訳があるとまたまた読んでしまう。
    西村書店の本は概して絵が美しいし、読み応えがあっていいです。
    「可哀相な~」と思われがちですが、実はセアラはとても芯の強い子なのです。

  • 昔やっていたアニメで大筋は知っていたものの、本を読むのは初めて。凄く良かった。
    西村書店の小公女は挿絵好きなので挿絵がふんだんにあって嬉しい。

    過酷な境遇に陥って辛い目に遭おうともプリンセスでいようとするセアラの誇り高い意志に、いつの間にかセアラを応援している自分がいる。
    読んでて辛い場面はあるがプリンセスならばどうするか考えたり、ごっこ遊びなど想像力が豊かに乗切るセアラに感服。
    どうかセアラに幸せになってと願っているところに魔法がかかる辺りからの高揚感が凄く、最後は一気読み。

    セアラが幸せになった後のパン屋での終わり方も良く、読後はいい余韻に浸った。



  • 次は原書に挑戦!

  • アニメをしていて原作が読みたくなった。セアラが思っていたよりも、芯があり気が強かった。そして、ミンチン先生姉妹が思っていたよりもひどかった。いきなり掌を返された状況はつらいけど、最後の逆転劇にスッキリする。

  • 秘密の花園の少女とは正反対ともいえる不幸なセアラ。
    先生から理不尽な仕打ちを受けても頑張るけなげな様子は、
    涙なしでは読めないほど痛ましいです。

    勉強家なところ、冷静なところ、芯の強いところ…
    彼女のすべてが大好きです。

  • 小学生の時、世界の少女文学シリーズをどんどん読んでいたのに、小公女セーラだけはリアルタイムにアニメを観ていたせいで読まなかった。その心残りを解消すべく、図書館で借りてきました。あと、ドラマをちらっと観て、ミンチン先生が意地悪だったのってあんな少女的感傷によるものだったのかしら、と気になったので。

    読んでみて、原作めちゃめちゃいい~!と思いました。読んだら自分もプリンセスの「ふりごっこ」しちゃうよ。ロリィタとして内面のブラッシュアップになると思う~。

    アニメはこの原作の感じを忠実に再現してたのかなぁ?昔すぎて分からない・・・。ドラマははじめをちょこっとしか観てないけど、なんか全然違った気がする。

  • お嬢様として育ったセーラに突然ふりかかった不幸。セーラは特別待遇から学園の下働きとなってしまった・・・・。感動の一作。とても純粋な女の子の物語。私は、このお話絵を読んで、何度泣いたことか…。

  • 永遠の名作。私の原体験は小学生の頃の講談社かどこかかの『少年少女文学全集』で、セアラじゃなくセイラだったw
    たぶん翻訳的に一番正確な本ではないかとおもい勝手にイチオシ(出版社の方すいません)

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著者プロフィール

フランシス・イライザ・ホジソン・バーネットは、1849年イギリス・マンチェスターに生まれたが、幼い頃父を亡くし、16歳で一家とともにアメリカへ渡る。1873年、医師のスワン・バーネットと結婚、二人の男児をもうける。1886年『小公子』を発表し大ベストセラーに。1905年『小公女』、1911年『秘密の花園』を発表し、世界的な児童文学作家としての地位を不動のものにした。ニューヨーク州で余生を送り、1924年同地にて死去。

「2021年 『小公女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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