- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890139965
作品紹介・あらすじ
女の子だからという理由で、先進国に生まれ育つ子どもたちに当たり前のように与えられているものが与えられない子は世界にたくさんいます。たとえば、学校に行かせてもらえなかったり、食べ物を十分にもらえなかったり、13歳や14歳で結婚させられたり、借金の肩代わりに労働を強いられたり、紛争に巻き込まれたり……。この本に紹介されている8人の女の子たちも、そんな境遇に生まれ育ちました。でも、彼女たちは夢を心の支えに、決してあきらめません。貧困の連鎖を断ち切るためにはどうすればいいのか、自分の未来を変えるためにできることは何かを考え、それに向かってひたむきに進む姿は、その子だけでなく周りにも変化をもたらします。
ジェンダーの平等、児童労働や性的虐待、貧困など世界中の女の子が抱える問題について知り、考えてみるのにも最適な1冊。
感想・レビュー・書評
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世界の女の子たちの夢、希望を語ってる本で凄くいい本なんだけど文字が小さいの。
このままじゃ読んでもらえないなぁ、と思って、西村書店に、学校図書館に拡大コピーして貼ってもいいか聞いてみたら、著者にオーケー取ってくれたって!!
ありがとう。
みんなも読んでみてください。
2019/04/09 更新 -
写真の子たち、みんなよい顔をしているなと、思いました。
知っているつもりで、知らなくて、ショックを受けた話もありました。
よそごとではなく、自分のこととして考えていきたい。
日本もけして男女平等の社会ではないから。
→社会に出てから、実感した。
今でも、
奴隷になる女の子がいる。売られる。
子どもなのに結婚させられる。
勉強をさせてもらえない。
きつい家事もしなくてはならない。
性犯罪の被害者になることをおそれて、学校に行かせてもらえない。
でも、
本とペンを、力にする。
奴隷から解放されるよう活動する。
早婚の慣習をなくすために署名を集める。
働く知識を身に付ける。
世界を変える夢をあきらめない。 -
女の子だから、と言う理由で教育を、学ぶ機会を奪われる外国は多い。教育を受けられることは当たり前ではないのだ。
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SDG関連本。子どもにも読みやすいようにふりがなふって口語体でいろいろなケースを紹介した内容です。どれもが胸打つというか目をそむけたくなるような現実で、これをしっかりと見据えないといけない、自分に何ができるかを考えなければいけないということでしょう。自分の境遇がいかに恵まれているのかということに気づかせるとか自虐させるとかそのような意図はないと思われる。ただただ、しっかりと括目して見ろということでしょう。
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