百歳の人: 魔術師 (バルザック幻想・怪奇小説選集 1)

  • 水声社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891766368

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    とにかく精力的な執筆活動をしていたバルザック。その集大成が纏められています。ぜひ、お気に入りの作品を見つけてみてください。
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    所在記号:953.6||ハオ||1
    資料番号:10186914
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  • バルザックを読むのは初めて(多分)。
    かなり初期の作品らしいが、「放浪者メルモス」が連想されて面白い。
    話が入れ子構造になっているのが興味深い。

  • バルザックの、だいぶ若い頃の作品。人間喜劇ほどくどさは感じなかった。“ゴシック小説”なので、そういう意味でのくどさはあるのかも。
    ゴシックとかホラーとかは、興味が湧かないゆえに読まないジャンルなので、正直どうかな…と思ったけど、面白かったです。
    そして、いかなる時でも社会とのつながりを切らさないのが『らし
    い』かも知れないなー。
    伏線もひとまわり回収されてて、モヤモヤは残さないでしょう。

    途中、百歳の人はハガレン的賢者の石でも作っとるのかと思ったよ…それが「正」ではないけれど、理屈としては似てるような。
    【たぶんイチホ】

  • [ 内容 ]
    夢想を誘う七月の真夜中、岩山の懐からは煙が立ち上り、父親思いの優しい娘が失踪する。
    鍵を握るのは、若き天才ベランゲルト将軍の生涯につきまとう不気味な老人。
    人間を「束の間の生の子ら」と呼ぶ彼が姿を現すところ、不可解な事件が起こる。
    怪奇、幻想、ゴシック的恐怖…未来の大小説家の出発点となった流行小説、本邦初訳。

    [ 目次 ]


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