- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891946838
感想・レビュー・書評
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美輪さんの霊媒話が中心に書かれているけれど、ただの霊にまつわるおもしろおかしい話ではない。降りかかる不幸が、実は前世からの因縁が原因であったり、気学を無視した住居の位置であったり、ご先祖のお墓を粗末にしていたりと、目に見えない世界との関係から起こっている可能性もあるのだという。理屈ではなく、霊的な知恵がなければ解決できないこともあるのだ。
霊的な体験をしたことがないので、数々の霊媒話は、にわかには信じがたい。美輪さん本人も、疑って疑って、結果的に信じざるを得なくなったという。神通力を持った人は、目に見えない世界と、物質的なものに囚われがちなわたしたちとの仲介人として、神様が選んでいるのだろう。わたしたちにも神通力は備わっていると美輪さんはおっしゃるのだけれど。
霊的な世界に関する知恵の在り方を示してくれる一冊である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美輪さんの本を初めて読んだ。
いろいろ勉強になる、と素直に思えた。
押し付けがましくなく、そして美輪明宏という人の力なのだと思う。そんな風に思えるのは。
方位、九星など、早速見てみた。
そして、毎日拝むということは
「自分の中の神性、仏性を思い出すということなのです」
「誇りと優しさ、いたわり、素直さ、厳しさ、暖かさを具えた自分は充分に自分をあがめるに足りる、素晴らしい清らかな高い人格を持った菩薩である。仏である。神である。ということを思い出すことなのです。」
日々、行なっていきたいと素直に思います。
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名著。著者が「霊の世界」について、おカタい学者先生の書いた本とは違って、歯切れの良い物言いで、とてもわかりやすく説明してくれている。
やっぱり、人生とは修行なんだなと。思わず自分の前世、カルマが気になり始めた。また、しっかり先祖供養をしなければいけないなと。 -
シャンソン歌手で俳優である美輪明宏氏の、2004年の著書。
タイトル通り、完全にスピリチュアルな内容でした。
前半は、霊界を解説した第一章と、霊的開運法と題した信仰と占いが渾然一体となった第二章。苦労人の美輪さんが、開運も努力していたのだと勉強になります。
後半は、美輪さん自身の霊的体験。若い頃の美輪さんの霊視能力のすごさがよくわかるエピソードの数々に、とにかく圧倒されました。生きてる人間、死んだ人間、関係なく、美輪さんが弱い者の味方である、という生き方に感動させられます。 -
信じる信じないは別として、霊的な不思議な現象があったら面白いと思って読んだ。 でも、ご先祖さまの特養はしっかりしようと心から思った。
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とっても面白かった。美輪さんて、失礼だけどこの世代の方なのに、言ってることが本当に古くない。そして、本当にいろんな体験をされているんだなと思った。霊についての考え方(素子とか)もすごく参考になった。
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見えないだけって思えば確かに怖くないのですが、美輪さんの実話はやっぱり怖い!