複雑系の哲学: 21世紀の科学への哲学入門

著者 :
  • 麗澤大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892055256

作品紹介・あらすじ

「科学」と「哲学」の対話を通した新しい世界観の展開。これから科学研究を進めようとする人達のために、自己組織化理論やカオス理論に原泉を持つ「複雑系の科学」の哲学的基礎を与える試み。

感想・レビュー・書評

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  • 中身が薄い。学生が一夜漬けでやったレポートみたいな展開だった。

  • 複雑系科学が自己組織化理論やカオス理論に源泉をもっていることに着目し、そこに哲学的基礎を盛り込んで複雑系科学を応用していくための考え方が記されています。アンダーラインでいっぱいになるほど読み込んでいますが、今の私にはまだ充分に理解しきれていない部分は多々有ります…。でも、本書の試みと私が開拓したい事柄の方向性が似ているので、試行錯誤の段階でも有り難いバイブルです。

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著者プロフィール

小林道憲(こばやし・みちのり)
1944(昭和19)年 福井県生まれ。
1972(昭和47)年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
現在、福井大学教育地域科学部教授、
麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授。
専攻は哲学・文明論。

主な著書
〈哲学研究〉
『ヘーゲル「精神現象学」の考察』『生命と宇宙』
『複雑系社会の倫理学』『宗教とはなにか』
『宗教をどう生きるか』『複雑系の哲学』
『生命の哲学—〈生きる〉とは何かということ』(人文書館)
〈現代文明論〉
『欲望の体制』『われわれにとって国家とは何か』
『近代主義を超えて』『20世紀を読む』
『二十世紀とは何であったか』
『不安な時代、そして文明の衰退』
『対論・文明のこころを問う』(共著)
〈比較文明論・日本研究〉
『古代探求』『古代日本海文明交流圏』
『文明の交流史観』等がある。

「2008年 『生命(いのち)の哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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