- Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892387227
感想・レビュー・書評
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お互いを思う気持ちが心に響いた。
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結婚10年目とかにそっと夫の目につくところに置くと・・おねだりになるのだろうか・・・っていうのは冗談で、
これ以上擦り減らないようにいベットから出ていくくま
・割れたら困るからと言って使わない皿
・疲れないようにと怠けるからだ
・余命いくばくもないと知りできるだけ寝て過ごす
ものはモノとして人はヒトとしてあるべき姿を取らなければ意味がない
外に出て捨てられるのを待つくま
・親におこられて「出て行ってやる」と飛び出した子供
・おもちゃの取り合いで取られそうになったときに壊してしまう子供
・恋人に捨てられるのではと不安に駆られどんどん嫌われることをやってしまう
不安が現実になる前に自分で現実にすることで傷を小さくしようとする
ただものではないな この絵本。 -
ごみばこの上で、「来るべき日」を待つくまがかわいい。ちゃんと愛されてるのに。
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Diary:2004/11/3
おんぼろになったら、誰だって僕なんかいらなくなる。愛されたい、必要とされたい、切ない想いがあふれる物語。 -
くま最後にかわいがってもらえてよかった
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赤いスーツを着た小さなきみに
という冒頭の言葉はモデルとなった作者のくまに捧げられたものでしょう。ぬいぐるみを大切にしている子どもと大人が温かい気持ちになるおはなしです。 -
泣ける絵本として紹介されて読んだが、「赤いスーツを着たきみへ」のような出だしで始まり、あとでその意味を知ったときにジーンとくる。意地悪な仲間が、辛い気持ちにさせてくるのもなんとも言えない。。。
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ぼくも、クマのにんぎょうが、ほしい。
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かわいらしい絵本。捨てられることを覚悟するふるびたくま。ぼろぼろであってもたいせつなものはたいせつ。
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くまくんは古びた身体から自信を失っているようだ。他のぬいぐるみたちも妬みから意地悪になっているようでハラハラする。
妻のチョイス。息子が大事にしているファミリアのファミちゃんのぬいぐるみと重ねて読んだ。
作:クレイ・カーミッシェル、訳:江國香織