永遠のアダム

  • 文遊社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892570841

作品紹介・あらすじ

SFの始祖、ヴェルヌの傑作初期短篇三篇と、歿後発表された「永劫回帰」に向かう中篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 世界の永劫回帰「永遠のアダム」
    肉体と精神を歯車のリズムとした「老時計師ザカリウス」がすごい。突然人間時計が街を歩いているとか「あれは時計なんだよ」。精神が非物質的であろうと時計として組み立てることができる。

  • 短編中編併せて4作品が載っていますが全体的に暗い話でした。
    気球と言う密室に狂人と二人きりの『空中の悲劇』と画期的な発明をしたために神をも恐れぬようになってしまった『老時計師ザカリウス』の破滅する姿が恐ろしかったです。

  • 「永遠のアダム」を含む5つの短編集。

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著者プロフィール

Jules Verne, 1828 - 1905.
フランスの小説家。
『海底二万海里』『月世界旅行』『八十日間世界一周』
『神秘の島』『十五少年漂流記』など、
冒険小説、SF小説で知られ、SFの父とも呼ばれる。

「2016年 『名を捨てた家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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