advicekiyomidosuさんの感想
2016年2月15日
フランスの有名な作家さんと聞く。「イボンヌの香り」という映画にもなったそうだ。ヒトラー独裁の頃のフランスの話。子供の目線から描いているので、同居している大人たちが何者なのかは、後半にならないとわからない。子供にとって、何が正しいのかは、触れある愛情と時間に理由がある。社会的に犯罪者だったとしても。。。。 全編映画のシーンのようにオーガンジー一枚ぶんの紗が、かかったような世界観。
楽園ダイバーさんの感想
2014年10月27日
ノーベル文学賞を受賞したパトリック・モディアノの小説を読む② この前に読んだ「サーカスが通る」と同じような作風。印象深い主人公の年齢が違うが、同一人物にも見えてしまう感じがする。手がかりが消え謎が謎のまま物語がおわっている。
(Patrick Modiano)1945年フランス生まれ。1968年に『エトワール広場』でデビュー。1972年に『パリ環状通り』でアカデミー・フランセーズ小説大賞、1978年に『暗いブティック通り』でゴンクール賞を受賞。その他の著作に、『ある青春』(1981)、『1941年。パリの尋ね人』(1997)、『失われた時のカフェで』(2007)などがある。2014年、ノーベル文学賞受賞。 「2023年 『眠れる記憶』 で使われていた紹介文から引用しています。」