ヒトの全体像を求めて: 21世紀ヒト学の課題

  • 藤原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894345188

作品紹介・あらすじ

植民地主義、戦争、環境破壊-。20世紀の惨禍をもたらした「ヒト中心主義」を超えるため、人類学にできることとは何か?"エイプ会"の構想を受け継ぎ、自然史の視点から新しい総合人間学=「ヒト学」をつくりだすべく、現代最高の人類学的知性が結集して語り合った画期的な討論の記録。

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  • 編者:川田順造
    大貫良夫 / 尾本惠市 / 川田順造 / 西田利貞 / 佐原 真

    【書誌情報】
    四六上製 264ページ
    ISBN-13: 9784894345188
    刊行日: 2006/5
    定価:3,024円

    「ヒト学」の誕生
    植民地主義、戦争、環境破壊――。20世紀の惨禍をもたらした「ヒト中心主義」を超えるため、人類学にできることとは何か? “エイプ会”の構想を受け継ぎ、自然史の視点から新しい総合人間学=「ヒト学」をつくりだすべく、現代最高の人類学的知性が結集して語り合った画期的な討論の記録!
    旧〈http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=764
    新〈https://www.fujiwara-shoten-store.jp/SHOP/9784894345188.html

    【簡易目次】
    序 川田順造

    I 部 総合の 「学」 をめざして [新エイプ会の提唱]
      尾本惠市+川田順造+佐原真

    II部 四者討論 ヒトの全体像を求めて
      大貫良夫+尾本惠市+川田順造+西田利貞
    1章 現代世界における人類学
    2章 自然の一部としてのヒト [種間倫理の可能性を探る]
    3章 現代以後のヒト学はどうあるべきか

    新しい始まりへ向けて
     ヒト学への道 尾本惠市
     生物人類学者の義務 西田利貞
     総合の学としての先史人類学と文化人類学 大貫良夫
     新しい人文主義への想い 川田順造

    編者あとがき

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著者プロフィール

(かわだ・じゅんぞう)
1934年生。東京大学教養学部教養学科卒業。現在 東京外国語大学名誉教授・日本常民文化研究所所員。著書『無文字社会の歴史』(岩波現代文庫、2001)『口頭伝承論』I、II(平凡社ライブラリー、2001)ほか。訳書 レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』I、II(中公クラシックス、2003)『ブラジルへの郷愁』(中央公論新社、2010)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

「2023年 『構造人類学 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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