語る俳句短歌

制作 : 黒田 杏子 
  • 藤原書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894347465

作品紹介・あらすじ

二人の巨頭が一晩かけて語り明かした貴重な対話録。自選百首・百句を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 本日、福澤文明塾の講師に登場する金子兜太さん。俳句の作品自体はいくつか拝見していたのだけれど、対談集は初めて。何この人、ちょー面白そう、合気道の多田さんに勝るとも劣らないやばい系じじぃ(失礼!)ではないか!というのが、最大の感想。2時間後にはご本人を目の前にできるとは何たる贅沢。仕事であることが忘れそう。きっとこういう方を、生きる古典というのだろう。

  • 俳人金子兜太と歌人佐佐木幸綱による巨匠対談。俳壇と歌壇の現在をめぐる状況をはじめ、二人の日常や健康法まで、話題は多彩。しかし、こと短詩形に関する話題になると、話はにわかに熱を帯び、読者もぐぐっと引き込まれて行きます。対話はテンポ良く、ユーモアも交えながら、気持ちよく進んでいきます。楽しみながらためになる良い本。惜しむらくは、司会進行役がけっこうおしゃべりすぎなところ。まあ、しょうがねえんだけどね。

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著者プロフィール

金子 兜太(かねこ とうた)
1919年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業。1943年日本銀行に入行。加藤楸邨に師事。1962年、同人誌「海程」を創刊、主宰。1978年埼玉県文化賞受賞、1983年、現代俳句協会会長、1987年より朝日俳壇選者、1988年、紫綬褒章受章、1996年、句集「両神」で詩歌文学館賞受賞。1997年、NHK放送文化賞。2005年日本芸術院会員、2008年、文化功労者。
主な著書「種田山頭火 漂泊の俳人」「小林一茶」「感性時代の俳句塾」「放浪行乞」「わが戦後俳句史」「一茶句集」ほか。句集「少年」「蜿蜿」「暗緑地誌」「遊牧集」「金子兜太全句集」「黄金子兜太句集」「皆之」「詩経国風」「金子兜太集」第1巻~第4巻ほか。

「2022年 『金子兜太 俳句の古典を読む ─芭蕉 蕪村 一茶 子規─ CD版 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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