- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512139
感想・レビュー・書評
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IS行動科学マネジメントとかいう細分化された行動のレパートリーのリストを活用することで組織の成果をあげようとする話。やり方などはそこまで具体的ではなかったが、事例が色々紹介されており取り組みたいきっかけはつかめた。
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上司ができない社員と思ってる社員も仕事のやり方が分からないだけ。やる気がないとせず、丁寧に細かく仕事を分解してチェックリストを作ってできた行動を評価して行けば、自ら進んで楽しみながらできる社員に変わってゆく。仕事の教え方の体系。
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行動科学の石田氏による本
大きなポイントは
大切なのは 必要なステップを踏むこと
行動のレパートリーを与え それを反復させる
行動したことをねぎらう 成果をあげたらほめる
ある行動をマスターしたら 次のレパートリーを与える
成長に応じてほめる基準をかえる
方法は
IS行動科学マネジメント
1行動を分解し「行動のレパートリー」を与える
2行動の核を見つける
3チェックリスト
4行動することを「快」につなげる
5理念をインストールする
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▼ 100文字感想 ▼
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よい調教師のもとで、勝てる競走馬が生まれるように、
部下が仕事できるようになるかならないかは、まさに、
あなた次第。「あいつはどうしていつも……」と、腹わた
煮えくり返す前に、一度読んでみてはいかがですか。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■コーチングやNLPなどさまざまな手法がありますが、
よほど精通した人でないかぎり確かな効果は得られ
ないでしょう
■マネージャーの仕事は、部下に対して何をどう行動
すべきかを示すこと
■「ミッションをつくる」「朝礼をやる」「クレドをつくる」
だけでうまくいくはずがない。すべては行動のための
きっかけでしかない
■自動車がない国の人に車にキーを渡して「運転しろ」
と言っても、ドアの開け方さえ分からないでしょう。
やる気や能力以前の問題です
■できない社員は、人格と行動を分けて考える。仕事が
できないのは人格のせいではなく、その人の行動が
間違っているだけ -
やはり詳細な行動レパートリーが必要ですね。そこまで厳密に行動を分解しないといけんなと。
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山本五十六の言葉を思い出した。『やってみせ、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば、人は動かじ』。この本は「やってみせ」を行動体系化すべきだ、と言うような内容が書かれている。マネジメントとは、「have to(やらなきゃ)」の社員を「want to(やりたい)」に変えてあげること。心理的に訴えるだけではその変化はなかなか難しいので、行動パターンをより細かく体系化して示してから教えるべきだ。と、いうことらしい。