- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894519824
作品紹介・あらすじ
◆「お花見」は未来を先に祝ってしまう日本の「引き寄せ」の法則だった!
未来の姿を先に喜び、祝ってしまうことで
現実を引き寄せることを「予祝(よしゅく)」と言います。
平凡社の『世界大百科事典』には、次のように説明されています。
「豊作や多産を祈って、一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。
農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多い。
あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという
俗信にもとづいて行われる。
小正月に集中的に行われ,農耕開始の儀礼ともなっている。
一種の占いを伴うこともある。
庭田植(にわたうえ)、繭玉(まゆだま)、粟穂稗穂(あわほひえぼ)、
鳥追、成木(なりき)責めなど地方色豊かなものが多い」
つまり、お花見とは秋の豊作を先に祝って、
みなで祝杯をあげる、「予祝」という引き寄せの儀式だったのです。
日本人は、この予祝の効果を忘れてしまっています。
しかし、これに気づいた人は、奇跡と呼べるような引き寄せをしているのです。
・31年間、甲子園出場を果たせなかった監督が「予祝ビデオ」で、
甲子園出場を先に祝ってしまったら、本当に甲子園出場を果たした。
・あるK-1選手が、格闘王者に勝利した喜びを予祝して、
ケガにより別の選手の対戦カードを引き寄せ、1RでKO勝利をしてしまった。
・ある小学校で、それまでの最高が652回だった大縄跳びの記録を生徒全員で予祝して、
最高記録700回を達成してしまった。
・つぶれる寸前に追い込まれた居酒屋が、スタッフ全員で成功した姿を予祝インタビューという形で行い、
その直後から行列店になってしまった。
そのほか、予祝をしてその通りに現実を引き寄せた事例がたくさんあります。
なぜ、予祝で夢を引き寄せるのか?
この本では、その秘密を解き明かしていきます。
感想・レビュー・書評
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ついつい予祝してみたくなる❗️
予祝をしてみると驚くほど、願いが叶っていくから不思議です✨ -
予祝3行日記は、小さな行動ながら実践したいアクション。
理想的な未来が叶った時の状態を味わうこと。
相手の未来の可能性を信じる気持ちが大事。
自分のことだけではなく、誰かのために動く時の力は何倍にもなること。
チームや、家族という絆はその典型だなと。
誰かの幸せな笑顔をイメージして、毎日を前祝いして過ごしたいですね。 -
・心×行動=未来
・未来を変えるとは今を変える
・幸せであることが成功を生む
・今の心の状態×行動=未来
・ワクワク×行動=史上最強の未来
・言い切ることから奇跡は始まる(〜です、〜なりつつある、〜であると言い切る)
・未来の先取り×喜び=予祝
・ピンチはチャンス、すべての問題はさらに飛躍するために起きている
・困難=興奮する、不可能=ゾクゾクする
・言い訳をしなくなった瞬間に、人生から失敗は消え去る(失敗する人の共通点は人のせいにする習慣)
・楽しいは無敵。予祝の本質は、面白がること
・人生を楽しくできるかどうかは現実が決めるのではないあなたの心が決める
・感謝こそ奇跡の扉
・人生を楽しくできるかどうかは現実が決めるのではない、あなたの心が決める
・楽しんでいる時は余分な力が抜けている時
・結果がすべてなのではなく、そこを目指すことで、どんな人になれたのか、そこが一番大事
・予祝をすることで、思い描く最高の場所へ行く
・楽しいと楽は違う、楽しいと楽は対極。楽しいことがきたいなら、楽はしちゃダメ
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自分と考えが近い、けど意識高い子に
おすすめされ借りました。
面白かったし、あるかも!て思えることもあった。
音叉の話、面白かった。
まずは掃除か〜。 -
見ると決めたものが見えてくる。それが人生。
正しいより楽しい。
「私は、〜と思った自分を受け入れ、認め、許し、愛しています。」自分を認めて、
今一番したい事をするだけ。 -
嬉しいことが起こってから喜ぶのではなく、先に喜び感動を味わうことが大切である。
出来事よりも、感情が先。
引き寄せの法則をわかりやすく、高校野球の実例をたくさん紹介しながら書かれてあり、心ふるえました。 -
人生を生き抜く上で、とても大切な力と出会えた。
楽しむこと、ワクワクすること、感謝すること、
先に達成した自分でその思いを感じることが、
未来へ向けての強烈な力付けになると学んだ。
やりたくてたまらない!
それが行動力の元にあること。
深刻だと夢が逃げる。
楽しみ、喜び、生きることで夢を叶える。
信じるかどうかなんてことはどうでもいいけれど、
どうせ選ぶなら、そういう人生の方が圧倒的にいい。
まずはせっかくなので実践して、結果で示せるようになろう。
身近な人に深い感謝を思い起こすきっかけにもなる一冊です。 -
皆さんは「予祝」という言葉を知っていますか?
古代の日本人が、秋の豊穣を祈って、春満開の桜を、秋の稲に見立てて先に喜びお祝いすることで願いを引き寄せようとしたことのことを言うらしいです。
ちなみに、これが今私たちが大好きな「お花見」の原型になっているようです。
単なる酒飲みのイベントだと思ってましたが、全然違いますね。面白いです。
著者は心理カウンセラーでありベストセラーや大賞を数多くとっている”ひすいこたろう”氏と株式会社てっぺんの社長でもあり、外食甲子園の発起人、そしてその年の外食産業に最も影響を与えた人に与えられる「外食アワード」を受賞している”大嶋啓介”氏。
大嶋氏がひすいこたろう氏の本を読んで感激したと頃から関係が始まったようです。
本書ではこの「先にまず喜ぶ」ことの大切さ、そしてそれは何故なのか、その具体的なやりかたに至るまでを分かりやすく書いてくれています。
ちなみに、正直最初に「予祝」という単語だけ聞いたときには、良く分からないなという感じでした。
こういったメンタル系の話は確かに大切ですが、色々なものが出ては消えているのでどうなんだろうという感じでしたが、実際に大嶋さんの講演を聞いてビックリ!!
斜め見しててごめんなさい!という感じでした(笑)
実際に、大嶋さんがメンタルコーチとして関わった学校が3年間で14校が20回以上甲子園に出場しているようです。
各種大手の企業研修でも取り入れられているところもあり、その映像もなかなか貴重でした。
さて、以下では皆さんに新しい視点を与えられるかなという部分を3つだけピックアップしていきます。
1.人は欲しいものを引き寄せるのではなく、自分と同じものを引き寄せる
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祝福を予め予定する
いわば前祝い
いいことなんか、何もなくても先に喜んでしまうこと
予祝のポイントは何を言うかではなく、未来に待っている喜びを想像し、先に味わうことにある
何に意識をむけるか?
見ると決めたものが見えてくる
それが人生なのです
夢を叶えるためにポイントになるのが心
今 「いい気分」(ご機嫌)でいることなのです。
「未来」を変えるとは「いま」を変えることです。
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皆さんは、今と未来の関係について意識したことがありますか?
誰の言葉か、どこで見たか忘れましたが(ググっても出てこない・・・)、
「今日は今日であるけれども、今過ごしている環境は、今日作られたものではない」
という言葉が好きです。
未来も同じだと思います。
未来が今作られているとすれば、楽しい未来を描くなら、今も楽しまなければならないのです。
もし、何かしらの分野で成功したいのだとしたら、その成功している自分を「今」生きる必要があると思います。
だからこそ、自分が欲しい未来を引き寄せる、近づいていくのだと思います。
「結果が出たから理想の自分になるのではない。理想の自分を”今”生きるから、理想の結果がついてくる」と教わってきました。
そういうものかと思い、わからないながらも実践し体感してきましたが、この「予祝」の概念をしってすごく腹落ちしました。
2.脳の中では未来が一番最初にくる
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人は、いまはなった言葉と未来でまた出会う
退屈な現実があるのではなく、退屈な見方があるだけ
ピンチはチャンス
すべての問題は
さらに飛躍するために
起きている
なやみ(問題)というコインの裏側は、いつだって「のぞみ」チャンスなんです
道を阻む全ての「壁」は、ワクワクした瞬間に、あなたを新しい時空へ導く「扉」となる
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「未来をどうしたいのか?」という目的が無いと、脳の時間は動かないらしいです。
「なにも考えていない」という人もいますが、実際は何かをする際には必ず「得たい結果」を描いて行動するはずということです。。
確かに、「何も考えずぼーっとする」という人も、その「ぼーっとしている状態」を描いてその態勢をとってぼーっとしているはずです。
だとしたら、「その未来を、ちゃんと心がときめく未来に設定する」ことが非常に重要になると言われています。
私も「将来は今!」と教わってきて、将来を描いて逆算で考える癖をつけてきましたが、「ときめく未来」というのを改めて意識してやっていこうと思います。
3.起きて欲しいことがベストではないんです。起きてることがベストなのです。
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「人生」とは「日常」のことです。
つまり
人生を変えるとは、日常をかえることなんです。
人生を楽しくできるかどうかは
現実が決めるのではない
あなたの心が決める
やる気のおきないことやっていることが
人生最大のリスク
正しいことは続かないけど、楽しいことは続く
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ベストではないと不平不満を言うのではなく、今もベストだがより上を目指してベストを更新し続けていく。
確かに、「人生」はこの今の「日常」の積み重ねであるので、最後死ぬときに人生楽しかったというためには今も含めて楽しんでいるはずです。
でもそれは無理に楽しむというよりかは、将来が楽しみだからそこに向かっている今この日常も楽しめるのだと思います。
ベストを積み重ねるから将来がより良くなっていくという確信、それを言えるだけ全力で楽しみながら今を生きていることが重要になりそうですね。
これからも定期的に読み返していこうと思います。