- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894564053
感想・レビュー・書評
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この本の素晴らしさを伝えるために、単行本あとがきから一部抜粋する。
"私たちの下半身に対する好奇心は食べ物に対するそれと同様、老若男女を問わず、永遠に終らない。にもかかわらず、食の探求ばかりが陽の目を見、セックスの探求はマニアの専有物になっているきらいがある。貧しい食生活からの脱却がかっての私たちの悲願であり、それがある程度まで達成された今日にあっていまだセックスは発展途上にとどまっているのはなぜか。
(略)
私たちは下半身の貧困から解放されなければならず、そのためには寝室の哲学を学ぶ必要がある。食の発食も哲学なしにはあり得なかったが、それを語る食の達人は失業するほどたくさんいる。その一方、下半身の達人はこれまで世間の偏見もあり、沈黙を強いられてきた。だが、そろそろ彼を師匠に迎え、私たちも哲学的深淵をともなっためくるめくセックスの世界をのぞく勇気を持つべきだ。“
YES. 本当にそのとおりだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは正直読むに値しない本。 ちゃんとした作品を読もう。
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【エロスは大事。】
読んでいて実に下らなくそして、異世界だなあと思いながら読了。ただ神経質に毛嫌いしているわけではないのだと提言しておく。ただ、僕はその次元にまだ自分を打ち上げられないだけである。 -
何も考えていない人って、意外と多い。
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彼岸先生のいちファンとして、買わないわけにはいきませんでした。
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島田雅彦 わ
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面白い。おっぱい談義のばかばかしさ。「寝室」ではもっぱらエロスについて夢うつつに哲学したいものである。
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2007/03
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彼岸先生はかなり愉快な人物のようです。
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これってフィクションなのかなあ?
常識がひっくり返る良書です!