- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894567184
感想・レビュー・書評
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北海道に移住した夫婦のお話でした
妻視点の章と夫視点の章からなるお話でした
ジャンルとしてはホラーになるのかな
隣人夫婦と仲良くなるのだが、この夫婦がまた問題で
でも幸も不幸もあるのだが
結末にはちょっとモヤ感ありますが楽しめました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み始めて、過ぎに落胆。まぁ、種々の作品を読みこなすのも一興と思ったが、消化不良のエンドは一層、不快感が残った。
佐々木氏が「なぜこのような傾向」にアタックしようと考えたかを一考する方が面白い。
一部を守谷の妻が、二部を守谷が語るテイストは眉の世界にこもった二組の夫婦の悍ましさを増すだけで、こんな人生を歩んできた、歩んでいく人間を思いやる。
かつて一組の男女の語りを違った観点から描いた作品を読んだけれど、全く私は好みじゃない。
SNSによく感じる内省、インナートリップの危うさのマイナスばかりが誇大化して行き、不快さが増す一方。
読書は自由、人はそれぞれに読める権利は幸せ -
ホラーも書いてたんですね( ̄▽ ̄)
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感想なし。
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余韻が残る終わり方にしたかったのだと思いますが
消化不良になった。。。 -
佐々木譲のホラー的、物語。舞台は十勝のある町。
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北海道に役者の女と小説家?の若い夫婦が行って、隣人の夫婦と仲良くなりおかしくなってく話
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北海道に引っ越してきた画家の守谷とその妻・久美は隣人で農場主の円城夫妻と出会う。一見上品そうな夫婦は守谷たちを退廃と官能の世界へと導く。やがて彼ら周辺には死と狼の陰がちらつき始める…。
事件の顛末を第一部は久美が。第二部は守谷が語り、第三部は再び久美が語る形式。
一見唐突に話が終わり、真相もラストページに記されているように見えるが、真相を判断するのは彼らがいう“あなたたち”=読者だといえるかもしれない。 -
狼オトコ が ベースになっている 物語。
北海道が 芸術家を 誘致している村で
そのあたり、一帯の地主 だった 夫婦。
東京で 画家夫婦が 引っ越して・・・・
繰り広げられる 物語と事件。
画家の妻からの 語られること
画家が 語ること
に微妙な違いがあり
そこから 何らかの方向を見出そうとする。
狼男は いったい 誰なのか?
を 浮かび上がらせようとするが。
文章が あさいところが いいのだろうか?
淡々として語り 淡々としている。
作者は オトコの 目なんだよね。 -
暇つぶしに読んだ本。ちょっとだけチョイスするのに躊躇したのですが、やっぱり後悔。あくまで好みでしょうが、この作家の警察小説が好きで読んでいる方にはおすすめできません。