PDFリファレンス―Adobe Portable Document F

  • 桐原書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (588ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894713383

作品紹介・あらすじ

Adobe Portable Document Format(PDF)バージョン1.3の公式テクニカルリファレンス。アーキテクチャ、イメージングモデル、文法、オペレータ等、PDF仕様の詳細を網羅している。PDFファイルを生成あるいは利用するアプリケーションを開発する際に欠くことのできない一冊といえる。

感想・レビュー・書評

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  • 2017/1/31読了。
    書いてあることがほとんど分からなかったがとにかく読んだ。
    まったく馴染みのない分野について学び始める際に、その分野の概念や知識をどうやって頭に納めていけば良いのかをまず知ろうとする癖が僕にはある。その分野の地形図を手に入れて、頭の中を造成して区画整理して、それから知識を入居させて住宅地図と名簿を作りながら、土地鑑を養っていくようなイメージ。
    せっかく入居させた知識が僕の頭の中から無断で長期の海外旅行に出かけて行方不明になって帰ってこないことが往々にして起こるが、土地鑑さえあれば地図や名簿を参照して入居者の情報にたどり着くことはできる。地図や名簿は頭の中になくても本棚にあればいい。一発勝負の受験でなければ、頭の要領が悪い僕にはこのやり方のほうが役に立つ。
    PDFを絵の仲間だと思っていた僕はその中身についてはまったく馴染みがなかったので、まずそれをやらねばと思って、分からなくても何でもいいからとにかく書いてある文章にはすべて目を通す作業をした。一応、もう少し薄い本で地ならしをしておいたのだが、素人には辛い読書だった。こんなものを読まねばならぬのも給料もらう身の辛さ、この会社に他に人はいないのかと泣きたくなった。
    結果、何が書いてあったのか細部はまったく記憶に残ってない。しかし、ぼんやりとあぜ道のようなものは頭の中に残った。分からない言葉や概念でも、これだけ厚い本の中で行きつ戻りつ何度も繰り返し目にしていれば、獣道のように踏み固められた跡が残る。それをトレースして、後の世に幹線道路となるであろう主要道の地図を得た。読書百遍とはこのことだ(一遍しか読んでないけど)。造成と区画整理はこれからだ。
    幸い、この地域が隣接するオフセット印刷市やDTP町やPostScript村の絵地図のようなものなら頭の中にある。あとはこれを取っかかりに、実地で出くわしたものをそれらしいところへ無理やり放り込んでいくしかないか……。

  • 古いPDF1.3までの情報になりますが、最新の情報は英語版がPDF形式で取得できるので両方をうまく使い分けましょう。PDFの内部構造が良く分かります。PDF関連のプログラミングが多い私はボロボロになって付箋だらけになってます。

  • PDFのフォーマットについて詳しく記載されています。PDFバージョン1.3はAcrobat4時代のものなので、若干内容は古いかもしれません。最新バージョン対応のものが出るのを期待しています。

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