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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896426656
感想・レビュー・書評
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女の生きる姿、芸術という仕事への打ち込みよう、男との関係。清潔なかんじや潔さは、どの作品の女にも共通する。
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こんな作家がいたんだな。乙川さんのクニオ・バンプルーセンに出てきたからその名前を知ったのだが、早速借りてみて読んだのは芸術家が話の芯となっているアンソロジー。ほぼそういうものは分からないから、テーマになっているものはあまり読んだことがなかったけれど、その作者の力量なのか、どんどん引き込まれていくし、話としても面白いから、これは当たりだったかなと。乙川さんにしてもこの芝木さんにしても、ほんの二、三行で情景や背景をありありと浮かばせるような表現力がすごいのだが、おそらく昭和の話なのにそんな感じがしないのも大したものだなと。
ただ一点、なんというかな、完全すぎて、読んでて疲れるところはあったかな。
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