美しい記憶 芝木好子アンソロジー

著者 :
制作 : 山下 多恵子 
  • 未知谷
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896426656

感想・レビュー・書評

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  • 芝木先生に「恋が実る湯葉のせ薬膳カレー」はいかがでしょう。 : 「作家と不思議なカレー」の話(2014年05月21日)
    https://yo2211.exblog.jp/20729150/

    本よみ日記 美しいものは好きですか|ぐう(2023年3月23日)
    https://note.com/_mugi/n/nfd5d3c509397

    芝木好子 著/山下多恵子 編『美しい記憶 芝木好子アンソロジー』(未知谷 刊/ISBN978-4-89642-665-6)の内容詳細
    http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-665-6.html

  • 女の生きる姿、芸術という仕事への打ち込みよう、男との関係。清潔なかんじや潔さは、どの作品の女にも共通する。

  • こんな作家がいたんだな。乙川さんのクニオ・バンプルーセンに出てきたからその名前を知ったのだが、早速借りてみて読んだのは芸術家が話の芯となっているアンソロジー。ほぼそういうものは分からないから、テーマになっているものはあまり読んだことがなかったけれど、その作者の力量なのか、どんどん引き込まれていくし、話としても面白いから、これは当たりだったかなと。乙川さんにしてもこの芝木さんにしても、ほんの二、三行で情景や背景をありありと浮かばせるような表現力がすごいのだが、おそらく昭和の話なのにそんな感じがしないのも大したものだなと。
    ただ一点、なんというかな、完全すぎて、読んでて疲れるところはあったかな。

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著者プロフィール

芝木好子(しばき・よしこ):1914-91年。戦後を代表する小説家の一人。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941年、芥川賞)、『湯葉』(1960年、女流文学者賞)、『夜の鶴』(1964年、小説新潮賞)、『青磁砧』(1972年、女流文学賞)、『隅田川暮色』(1984年、日本文学大賞)、『雪舞い』(1987年、毎日芸術賞)がある。

「2023年 『洲崎パラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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