杜子春 Toshishun (ラダーシリーズ Level 1)

  • IBCパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896840315

作品紹介・あらすじ

唐の都に暮らす若者、杜子春は一文無し。ある春の夕方、不思議な老人と出会い、仙人の道をめざして旅に出た杜子春は、人間にとって財宝や仙力よりも大切なものを身をもって学ぶこととなる。中国の伝記、『杜子春伝』に材を取った童話。

感想・レビュー・書評

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  • ラダーシリーズのレベル1の本。
    結局なんで鉄冠子なる仙人が中味がからっぽだった杜子春くんに2度も大金を与えたり、地獄でご両親が拷問にあう姿を見せつけたりして彼の心を改悛させたのかは不明だけど、こういった「仙人」に出逢えるか出逢えないかが案外人生の大きな分岐点なのかもしれないね。

  • 所蔵:2F 多読本 837.7/A39

  • 3,660語

  • 金がある間はみなから好かれ金がなければ見向きもされぬ。相手の本質なんて見てやしない。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/22.html


    「今、英語を習ってるので子供が読むような話の英語バージョンだと、すいすい読めるようになってきたので(清水ミチコさん)



    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php

  • 中国、洛陽などを舞台とした作品です。

  • 巻末にワードリストがあるという安心感がgood。ページ数の割に高い、というのは確かにその通りだけど、教材としてみると充分価格分の価値はあるように思います(レベルがあっている場合に限り、かもしれませんが)。
    文章は当然だけど原作と比べると少しずつあっさり。

    ところで森羅殿がNever Ending Placeなのは何故?

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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