老人と海 The Old Man and the Sea【日本語ナビ付き原書】 (ナビつき洋書シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896844993

作品紹介・あらすじ

老人はたった1人で漁に出た。このところ、何も釣れない日がずっと続いていた。それでも彼はくじけず、大物に狙いを定めて、誰よりも遠くまで小舟を漕いでいく。執念の末、ようやく餌に食いついてきた獲物は、彼がこれまで見たこともないほど巨大な魚だった…。老人と大魚との死闘を通じて、老いの孤独、自然の厳しさを簡潔な文体で描いたヘミングウェイの代表作。

感想・レビュー・書評

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  • 「何か一つのことをやり遂げる」という大切さを教えてくれる本です。文章は、少々堅い感じはしますが、ぜひ読んでみてください。

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    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 寂寥(せきりょう)➡心が満ち足りない

  • ハードボイルド

  • 若い頃、この本を読んで「これこれこういう本だよ」とうまく表現できませんでした。
    じつは今もそうなのですが、なんか深いんです!老人カッコいいんです!
    元祖!ハードボイルド!!

  • つまんない。おじいさんが魚釣ってサメに食べられちゃうだけ。

  • キーウエスト、アメリカなどを舞台とした作品です。

  • 「けれど、人間は負けるようには作られてはいないんだ」

    老人サンチャゴのこの一言が猛烈に格好良く、この小説のすべてを一言で言い表している印象を受けました。といいつつ、個人的には彼の海でのカジキマグロとの死闘(ハードボイルドでマッチョな男性的写実ですよね、うーむ力強い☆)よりも、陸での少年との優しいやり取りのほうが好きですが…。少年の老人に対する尊敬の念と気配りも素敵です。

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著者プロフィール

Ernest Hemingway
1899年、シカゴ近郊オークパークで生まれる。高校で執筆活動に勤しみ、学内新聞に多くの記事を書き、学内文芸誌には3本の短編小説が掲載された。卒業後に職を得た新聞社を退職し、傷病兵運搬車の運転手として赴いたイタリア戦線で被弾し、肉体だけでなく精神にも深い傷を負って、生の向こうに常に死を意識するようになる。新聞記者として文章鍛錬を受けたため、文体は基本的には単文で短く簡潔なのを特徴とする。希土戦争、スペインでの闘牛見物、アフリカでのサファリ体験、スペイン内戦、第二次世界大戦、彼が好んで出かけたところには絶えず激烈な死があった。長編小説、『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』といった傑作も、背後に不穏な死の気配が漂っている。彼の才能は、長編より短編小説でこそ発揮されたと評価する向きがある。とくにアフリカとスペイン内戦を舞台にした1930年代に発表した中・短編小説は、死を扱う短編作家として円熟の域にまで達しており、読み応えがある。1945年度のノーベル文学賞の受賞対象になった『老人と海』では死は遠ざけられ、人間の究極的な生き方そのものに焦点が当てられ、ヘミングウェイの作品群のなかでは異色の作品といえる。1961年7月2日、ケチャムの自宅で猟銃による非業の最期を遂げた。

「2023年 『挿し絵入り版 老人と海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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