- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784897100111
作品紹介・あらすじ
自分を好きになることは人生を好きになること。山の小さな朝ごはん屋さん物語。
感想・レビュー・書評
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山梨、八ヶ岳南麓の丘の上。
「朝」と「朝ごはん」が大好きな慶が、
ツネおばあちゃんとの出会いをきっかけに、
夢だった「朝ごはん屋・おはようございます」を開く。
朝からそれはもう、元気一杯な慶。
毎朝、低血圧でボサ~っとしている私には、なんとも羨ましい限り。
かまどで炊いたごはん、炭焼きのシャケ
チーズトースト、生みたての卵かけごはん
楽しそうにお料理して「おいしそう!」と声を上げる慶。
”おいしい神様”か…
めんどくさいなぁ…なんて思いながら、お料理しちゃダメなのね(笑)
姉弟の卵焼きのくだり、おまけをしてしまうだろうところまでは慶と一緒。
ただその後、てっきり卵メニューをプラスするとばかり…
まだまだ考えが浅はかでした。
信じられないくらい天真爛漫な慶。
「今の自分は、昔のいろんなことがあった自分があるから」
そうですよね。
私も、趣味が「朝」と「毎日の生活」と言えるようになりたいものです。
八ヶ岳、南アルプス、美しい自然が目の前に広がって、
清々しく、心温まる物語でした。 -
朝と朝ごはんが大好きな慶ちゃんとその仲間たちの何気ない日常。
ツネさんという素敵なおばあちゃんに会って、仲間たちに後押しされて「朝ごはん屋」さんを始める。
カマドで炊いたご飯、七輪で焼いたシャケ。
豪華ではないけど、作る人の思いや優しさ、そして山梨という場所での雄大な風景を目の前に、
凄く優しい気持ちになれる一冊でした。 -
読んでほのぼのな気分になりました。
こんな朝ごはん屋で朝ごはんを食べたいですね。 -
図書館で。
良い人しか出てこない優しい話なんですがなんか物足りない。かまど炊きの白米と炭火焼シャケの朝ごはんと言われてもそれで?と思ってしまうからなのか…。
素直に評価できないのは自分が元小売店員だったので接客業に関する点が辛いからだとは思います。店員がお客さんとベラベラしゃべってるお店ってあまり好きじゃないし、この店に関して言えば話す前に手を動かせ、と言いたくなる。そして慶ちゃんが作ると同じ食材でも美味しくなるってのはわかるようなわからないような。あんないい場所に住んでるんだからだったらもっと食材にもこだわろうよ。特に野菜。若干こだわった感があるのが米と卵って… 男性的だなあ…。
まあご飯がメインというよりは慶ちゃんというヒロインがメインディッシュのようなお話でした。が、あんなポジティブな人が引きこもりだったのか…。そして引きこもり時代にプロポーズまでされたのか…とかミエちゃんは太郎ちゃんの何が良かったんだろうとかまあなんかよく理解できない女性ばかりでした。さっと読む分にはよろしいかな、と。 -
【美味しい小説】
釜炊きゴハン!七輪で焼いた鮭!!新鮮たまご!
朝ごはんが大好きな主人公が、八ヶ岳の自然の中で最高の朝ごはんが食べられるお店をオープンします。
まず、空気が美味しい自然風景が伝わってきます。
のどかで爽やかな空気に漂う、釜炊きの湯気、七輪の煙、珈琲の香り、、すごく行きたい!
こんな朝ごはん専門店があったら、ここに行く事を目的に旅行の予定を立てたい。
お店を始めるきっかけは解雇なので、話重たくなるかな?と思ったら、全然なく、恋愛要素もほぼなく。
ひたすら美味しい描写が続きます。
冒頭で出会うお店となる空き家を提供してくれたお婆ちゃまも、オープンの協力をしてくれる自営仲間も、お客さんも、出てくる登場人物が温かい人ばかり。
人の繋がりを大事に、自分の身体も大事に、毎日美味しくゴハンを食べようと思える。
最後まで、穏やかな気持ちで読める小説です。 -
登場人物が良い人ばかりで、たいくつ…
特に主人公の描き方に違和感を覚えました。 -
リストラされた主人公の女性が、「朝ご飯や」を始める話。はじめの部分は、面白かった。趣味が「朝」って…。たしかに、早起きして、てきぱき仕事が片付いた日は、気持ちがいいけど…。わざわざ山までいって、炭やらなにやらもちこんで、朝ご飯を作って食べるなんて(笑)「朝ご飯や」が、賑やかになっていく様子は、ほのぼのとしていて、朝ご飯も、おいしそうだ。しかし、実際にこんな店があったら、商売にならないのでは?カウンターしかない店ならともかく、こんなにおしゃべりばかりしていては、いつ食事ができあがることやら(笑)後半、ばらけた感じがして、飽きてきた。
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「雨鱒の川」以来の川上健一ファンだが、今回は★1つ。登場人物、皆良い人はいつもの通りだが、貧しい姉弟の卵焼きのところだけが心動かされるとしたら悲しい。この小説で伝わってくるもの無く残念。次回に期待したい。題名におおっと思った分、裏切られた感じ。「雨鱒の川」を再読したいと思った。
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主人公慶ととあるきっかけで移住した町の楽しい人たちとの心温まるストーリー。
最初はリストラされたところから物語が始まり、とあるきっかけで朝ごはん屋さんを始める。
自分が嫌いだからこそ自分へラブレターを送り、自分の好きなところを見つけていくのは良いことだな。
自分もやってみよう。
嫌いでも自分をしっかりと見つめられる慶はすごいな。
楽しく読めました。
楽しくて美味しそうなレビューありがとう♪
めんどうくさいなぁって思わない日がないわ。
特に娘が大学で県外...
楽しくて美味しそうなレビューありがとう♪
めんどうくさいなぁって思わない日がないわ。
特に娘が大学で県外に行ってからはもう年寄り夫婦もいいところ(笑)
食べ物の本っていいよね。
私も今食べ物の本読んでるけど凄いわ〜
こんなに可愛くない(笑)
柚木さんのコメントへの返信をこちらに。
けいたんさん様。割り込みしたようで申し訳ありません...
柚木さんのコメントへの返信をこちらに。
けいたんさん様。割り込みしたようで申し訳ありません。<(_ _)>
この本だけは、あんまりな書かれように、ぷんすか!でしたよ(笑)
↑そうですか。ぷんすかでしたか(^◇^)。
でも、ぼくの周りの女子は、みんなこんな感じでしたよ。
16年ぶりに会った先日の同窓会でも、全く昔とキャラが変わってませんでした(笑)。
うさこさんは、稀有な存在だったのかもしれません。
通りの雰囲気は昔とあまり変わっていません。
店だけが全く変わったわけで、あのようなお洒落なカフェまでありました。
学食は、庭園の中に大きな建物ができて、そこの二階が洒落たレストランになり、それが学食になっています。ぼくは、3年前までは後楽園に住んでおり、大学まで近かったので、土日に自転車で時々遊びに行ってました。
全く関係ないですが、こんなのをYOUTUBEにアップしました。
https://www.youtube.com/watch?v=tCa7jbK14E8
これに、いいねを押してくれると、ブクログのいいねより嬉しいです(笑)。
ではまた。(^^)/
いつも花丸とコメント、ありがとう(*^-^*)
うふっ、けいたんさんとお仲間♪
「今日、晩ご飯いらない...
いつも花丸とコメント、ありがとう(*^-^*)
うふっ、けいたんさんとお仲間♪
「今日、晩ご飯いらない」と言われると、るん♪(笑)
お家の仕事は好きな方なんだけど、お料理はどうもね…段取りが悪くて。
美味しい本を読んで、「わあ、美味しそう!」と想像するのが好き(#^^#)
けいたんさんが今読んでいる”凄い食べ物の本”気になります。
また感想きかせてね~(*^-^*)