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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898316542
作品紹介・あらすじ
巨人軍は誰のものか。だから私は「鶴の一声」を許せなかった。巨人軍選手たちとの交流日誌。
感想・レビュー・書評
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巨人軍でナベツネを訴えてクビになった清武氏による巨人軍のエッセイ。
巨人軍批判は前書きだけで、それ以外は過去に雑誌に連載したエッセイの寄せ集め。
元記者だけあり文章はうまいし、内容は面白かったけど、巨人軍(ナベツネ)批判を期待すると期待外れ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011年の野球界お騒がせ人、清武さん(VS渡邊会長)。
オビやまえがきには、あの騒動での想いが込められていたが、本文はその騒動とは全く関係のない、週間ベースボールの連載コラムをまとめ「巨人軍は非情か」として2008年12月に刊行された単行本を改題したもので、あの騒動がなかったら購入することはなかったであろう、まさに時機を得た緊急出版本。
清武さんの事を詳しく知っていた訳ではないが、伝え聞いたところでは野球界に大きな風穴を開けた改革者のひとり。本書を読んでも、育成に並々ならぬ情熱を注いでやってきたことをうかがい知ることは出来る。
ただ、あの騒動の問題の本質は何だったのかは、本書を読んだところで、何も見えてこない。また、ああいうことがあってから、清武神話にも翳り(ネガティブな噂話)が出てくるようになってきている昨今、やはり時機を得た書ではあった。
(2011/12/28)
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