馬渕睦夫が読み解く 2020年世界の真実 百年に一度の大変革期が始まっている (WAC BUNKO 303)
- ワック (2019年9月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898318096
感想・レビュー・書評
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前著「知ってはいけない現代史の正体」の内容に、最近のトランプなどの動きと意味についてを付け加えたもの。グローバル市場化による世界統一を目指すディープ・ステートにとって、邪魔になるのは国家という存在であり、ディープ・ステートに対抗しようとしているのがトランプ、そしてプーチンなのだ。日本のマスメディアはディープ・ステートに侵食されており、かなり危機的である。移民法、アイヌ法、ヘイト法などの成立も日本社会の秩序を破壊することを狙った目に見えない侵略工作だという。中国、天皇問題も難しい。
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今になって移民推進に舵を切り始めた日本は周回遅れもいいところです。(位置NO.437)
テロリストや各種の犯罪者など危険人物が日本にやってくるのを水際で止める入国管理は、安全保障の「最後の砦」のはずです。(位置NO.362)
移民は必ず「国家内国家」をつくる。その結果、地域住民との対立や摩擦が激化し、治安が悪化する、これが世界の現状です。(位置NO.371)
ブレグジットによりEUから離脱した英国が下した判断は移民との決別でした。グローバル化にNOと言っているのです。民族も、お金も経済も一緒くたにすると、どこかが責任をとらなくてはならなくなります。
折角招き入れても、そこで独自社会を作って、何かこそこそされてもどうしようもなくなります。目に見えるようです。
日本に憧れて来日される方を手放しでは歓迎できないということをいっています。取り返しのつかないことになります。テレビ番組のあり方に問題を感じます。
ユダヤ系ジャックアタリがこの本でも出てきました。
もう中国を利用できなくなったので2025年までに独裁国家は終了、と言っています。もうすぐですね。
中国でビジネスを成功させても、利益を持ち出すことができないんですね。気になっていました。再投資するしかないなんて、魅力はありません。それよりも投獄されるようなリスクを否定できないから危険だ、とも書かれています。
トランプちゃんは結構頑張っていたことがわかりました。
誤解していてごめんなさい。
触れてはいけなかったディープステートの存在がトランプにより明らかになりました。
先の選挙で不正があったとする主張は、マスコミにより茶番であったかのように操作洗脳されているように思います。
再選されて頑張っていたら暗殺されていたかもしれない、と思いました。 -
世界を操っているのは、ディープステイト?
何が正しいのか、自分の頭でしっかり考えなければならない。 -
●2016年迄のグローバリズムの時代から、イギリス、アメリカのナショナリズムの時代へ。
●トランプの敵は、ユダヤ系左派のグローバリストを中核とする、ディープ・ステート。マネーの力でグローバル経済を支配してきた。
●実際は自由貿易と真逆の保護主義政策をやっている中国の国力が伸びた。中国や韓国は開発途上国と自己申告をして、特権を享受してきました。
●マイノリティを既存の秩序を破壊するために利用する。ジェンダーフリーやLGBTなど。
●新聞は元々アメリカ人の所有だったものを、ユダヤ系が買収。三大テレビは元々ユダヤ系。
●アメリカ最高裁判事、9人中4人がリベラル派。ウチ3人がユダヤ系、1人がヒスパニック系。つまり少数派民族。つまりグローバリズムの擁護者。
●ディープステートは国家を超越した世界統一、中国は中国共産党主導の世界統一。
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馬淵先生の主張は昔からブレないなあ。ロシアとの共存は中国の封じ込めのためには必要との意見。なるほどなぁ。
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結構面白い。
ディープステートというものは程度の差はあれ世界に存在する流れなのでみんな陰謀論で片付けるのでなく、ちゃんと一次情報に触れて知るべき。
後半は史実や真実に基づいてない箇所もあるかと思った。 -
今年(令和2年)のGWは昨年まではテニスを楽しんでいましたが、今年は緊急事態宣言が出ていてスクールはお休み、なので今回の連休は読み終わった本をできる限りレビューを書く予定にしています。
この本は昨年9月に発行されているので、真っ最中の頃なショックについての記載はありませんが、大変革が始まると予想される国際情勢について解説されています。コロナショックはそれに輪をかけることになるのでしょうか。今年のGWは考える時間が多く取れそうなので、レビューを書くだけでなく、これから何が起きるのか、それに対して自分はどんな準備ができるのかじっくりと考えてみたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・G20後の世界は、これまでの欧米による「分割統治方式」による世界支配体制が終わり、新たな世界秩序へ向けて動き始めたと言える(p5)
・トランプ大統領の世界戦略は、世界浄化計画と言える。ディープスロートがこれまでアメリカ軍兵士を犠牲にして世界中で軍事紛争を起こし、彼らの私的な目的のために利用してきた体制を変革しようとしている(p11)
・平成の世30年は、共産主義対資本主義の戦いに代わり、グローバリズム対ナショナリズムの構図で世界を二分する戦いが継続してきた(p22)
・ロシアは国際金融勢力の逆鱗に触れることをした、南北戦争時、ロマノフ王朝の第12代皇帝アレクサンドル2世が北部のリンカーン大統領を支援したこと。南北戦争においては国際金融勢力は南部について、国力を伸ばしつつアメリカを2つの弱小国家に分割しようとしていた、それを阻止したのがリンカーン(p30)
・ルーズベルト大統領とその側近、ディープスロートが日本に戦争をしかけた、その目的は中国を共産化するため、そのため日本を蒋介石と戦わせて毛沢東に漁夫の利を得さしめて、戦後は毛沢東を支援して建国に繋げた(p52)
・自由貿易と真逆の保護主義政策をやっている中国の国力が伸びたのが現実、今の自由貿易と呼ばれる体制は、中国のような独裁政権やほかの開発途上国に有利な体制である(p55)
・トランプが唱える「アメリカファースト」は、アメリカの政治をディープスロートから国民の手に取り戻すこと(p71)
・最高裁へユダヤ系判事を送り込み、大統領直属の世論捜査機関を設置、ユダヤ系金融家が主たるFRBを設立したことを考えると、今日のディープスロートの基礎はウィルソン大統領時代に築かれたといっても過言ではない(p89)
・大量虐殺と強制収容所に関するスケープゴートをつくるため、ロシア革命の指導者たちはヒトラーを選んだ(p105)
・シリアのアサド政権が化学兵器を使えばアメリカは軍事介入するといったオバマ大統領は、アサドが化学兵器を使用したとの情報にもかかわらずイギリスなどの反対もあって軍事介入をしなかった、これえ世界の指導者としての権威を失った(p109)
・ディープスロートにとってソ連の利用価値がなくなったため、共産主義体制を解体して、新たな体制の下でロシアを支配する方法に切り替えた(p140)
・ユダヤ系フランス人学者のジャックアタリは「21世紀の歴史」という著者のなかで、2025年には中国共産党の76年にわたる権力い終止符がうたれる、と明確に書いてある。(p152)
・朝鮮戦争は不思議な戦争であった、1)北朝鮮に対して韓国に侵攻してもアメリカは関与しないとした、2)アメリカは国連軍に必要な武器弾薬、兵員を供給せず、アメリカ兵士を見殺しにした、3)ソ連が国連軍創設に拒否権を使わなかった(p169)
・女性宮家を認めることは、次に女性天皇、その次に女系天皇と進むことになる。女系天皇になったとき、皇室は断絶しまったく違うものができる。有史以来の最大の国難となる。女系になると神武天皇から継承されてきたY染色体をもたない天皇が登場することになる(p197、200)
2020年5月1日作成 -
ちょと待ち
今日届いたばかりで