美しく、強く、成長する国へ。ー私の「日本経済強靱化計画」ー (WAC BUNKO 352)
- ワック (2021年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898318522
作品紹介・あらすじ
「文藝春秋(2021年9月号)」で、自民党総裁戦出馬宣言!
高市早苗の政策のすべてが、この一冊に(緊急書下し・緊急出版)
私は国家経営のトップ、宰相を目指す!
「日本人の矜持を取り戻すために、そして『確かな未来』を切り拓くために
私のすべてを捧げることを誓う!」
(本書の主な内容)
「行き過ぎた結果平等」より「機会平等」を
「出る杭を伸ばす」「リスクをとって努力した者が報われる環境」を
「自立と勤勉の倫理」を取戻し「正直者が報われる社会」を
私の『日本経済強靭化計画』とは--「サナエノミクス」の提案
「危機管理投資」と「成長投資」--「アフターコロナ」を見すえて
経済安全保障の強化--深刻な「中国リスク」
サイバーセキュリティの強化--「成長に向けた投資」への転換
地方の未来を拓く--「地方交付税」の見直しを
「生活者の視点」を大切に--松下幸之助の注文
分厚い中間層を再構築する税制--格差是正のための改革を
新しい日本国憲法の制定を
感想・レビュー・書評
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正体はネオリベフェミニスト! 「鉄の女」高市早苗を徹底解剖 - サイゾーpremium
https://www.premiumcyzo.com/modules/member/2021/11/post_10378/
美しく、強く、成長する国へ--私の「日本経済強靱化計画」-- 高市 早苗(著/文) - ワック | 版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784898318522
読む人が居るコトに吃驚、、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コロナは残酷なほど日本の体たらくぶりを曝け出しました。コロナ後は果たして先進国に止まれるのかという記事にドキッともします。4人の総裁候補の主張を聞いても、問題は山積みです。次の総裁には日本が脱落しないよう舵をとって欲しい。高市さんは実務派で勉強熱心ですね。熱の入った提言でした。個人的には地方再生には道州制を検討して欲しいし、膨大なシニア層が活き活きと社会に参加できるようなビジョンも提示して欲しいですね。
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Amazonで売れているというので、自民党総裁選の始まる前から読み始めました。高市さんといえば、かなり昔、サンデープロジェクトで、田原総一郎の罵詈雑言に近い追及にひるむことなく、日本は祖国防衛のために大東亜戦争を戦ったのだという歴史認識を示していたのを思い出す。芯の強い政治家だと当時から思っていて、最初の女性首相になるのは田中真紀子でも小池百合子でもなく、高市さんだろうと思っていた。感銘を受けたのは、成長投資に関する政策立案能力の高さだけでなく、日頃の生活からヒントを得て、議員立法につなげていく生活者目線の活動である。安全保障に明るいことは知っていたが、多くの議員立法に関わっていることは知らなかった。その一方で、分厚い中間層を作るための政策については、紙幅の都合もあるのだろうが、言及が少なく、もの足りなかった。それでも、真剣に政治活動をしていることは伝わってきた。テレビを中心とするオールドメディアは、タカ派だの右翼だのとレッテルを張りたがるが、本書を読めば、政策の幅の広さ、練度の高さが感じられると思う。また、出馬会見をYouTubeなどで見れば、説明能力、記者の質問への切り返し能力、指導者としての包容力も感じられると思う。惜しくも総裁選に勝利はならなかったが、岸田内閣で、要職について、国民への露出が増えれば、多くの有権者に、高市さんの、政治家としての能力の高さが分かると思う。すべての国民におすすめです。
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駒込にあるドトールでコーヒーブレイク。
最近何となく体調がすぐれないが今日は幾分良い。
更年期かな、なんて思ってしまう今日この頃。
評判の新書を読んでみた。
去年の総裁選でテレビなどで何度か本人を見たが、話がしっかりしていてブレがなく、高市さんの考えをもっと知りたいと思った。
丁度、本人の新書が発売されたので図書館に申し込んだら、20人待ちで半年待った。
総裁選に立候補した直後に出版された本なので、生い立ちとか政治歴とか、自己PR色の強い本かと思ったら、そういう記述はほとんど無く、政策に重きを置いた骨太の内容で読みごたえがあった。
危機管理投資、成長投資、経済安全保障・サイバーセキュリティー強化、地方重視、生活者の視点など、多くの政策論点が述べられている。
高市さんの、実務派で勉強熱心な仕事振りが伝わってくる。松下政経塾出身と知って、なるほどと頷いた。
右よりだとか言われているが、日本国の平和と国民の生活を守るために、問題意識を持って真剣に政治に向き合っている真面目な政治家という印象を持った。
高市さんの様に、自分の考えを自分の言葉で原稿など読まずによどみなく語る政治家が私は好きだし、信頼できる。
何を言ってるのかよくわからなかったり、いきなりキレたり、原稿棒読みしている政治家を見るととてもガッカリする。
まあ、あんまり大したことを言えた立場ではないけれど、しっかり勉強して見識を深めて、人の話をよく聞いて、自分の考えを自分の言葉で話すってことが、大切なことなんじゃないかと思う。
政治家は更にそれを政策に落とし込んで、法案化などして実現することが求められるんだろう。
高市さんも全てがうまくいっているわけではなく、骨抜きにされた法案や、進んでない政策があることも本書で素直に認めている。
でも少しでも前進しようと前向きに政治に取り組んでいる信頼できる政治家だと感じた。 -
自民党内でも右派の高市早苗氏。私とは政治的な方向性が異なるので敬遠していたのですが、自民党総裁選を期に関心が出てきたので、このタイミングで出版された一冊で勉強を、と思い購入。
安全保障に力を注いだ内容で、概ね今の日本に必要な政策を、安全保障の観点から幅広く取り上げられています。アベノミクスを後継する、ということで「安倍の傀儡」などと揶揄されがちですが、この後すぐに読んだ玉木国民民主党代表の本と読み比べると経済・安全保障では似通った点が多く、もっと高く評価されてもいい政治家ではないか、と考えさせられました。 -
一気に読み上げました
率直に言ってかなり政策立案されてて実行されてます。
メディアの方向性で偏向的に見られがちですが本書を読むと全く違うことがわかります。
個人的には給付付き税額控除に言及があるので貧困対策はここに収斂していくのかなと思います。
他にも介護や子供施策やひとり親家庭施策にも言及があるので福祉も考えていただけているものと感じました。
総裁選の結果が楽しみです。 -
今回、あるいは次回に総理総裁になりそうなので、買うて読んだ。
一番懸念されていた「小型核融合炉」発言については、
SMR(小型モジュール型原発)と小型核融合炉の区別がついていて、まずはSMRで将来的に小型核融合炉となっていたので一安心(まあ、実現時期が楽観的すぎる気はしたが)
そして、「電磁波で敵基地無力化」発言についても、
サイバーや電磁波攻撃での敵基地無力化として、米国やイスラエルの例を挙げていたので、こちらも一安心。
表現規制に関する「誤解」として終わりの方に短く乗っていたが、問題点とされた点御理解されているのかこちらは記述が短すぎて判断できなかった。
まあ、本邦に女性宰相が誕生するとすれば、最短距離にいるのは間違いないので、今後も言動を注視したい。 -
自民党総裁選のタイミングに合わせてこれを出せるということは、かなり前から狙っていたのでしょうか。内容は多岐に渡り、かつ難解な文章が続き面白みはいっさいなかったが勉強にはなった。しかし万人受けする内容ではなかったかな。
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経済、外交、防衛。
言いたいことは理解できるし、大切なことばかりだと思うが、肝心なことが抜けている。
選挙に行かない人たち、利権、外国人に売られるインフラや日本の国土。ここをなんとかしないと、高市氏がいう「美しく、強く、成長する国」にはならないと思う。