ウクライナ紛争 歴史は繰り返す 戦争と革命を仕組んだのは誰だ (WAC BUNKO B 365)
- ワック (2022年4月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898318652
感想・レビュー・書評
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本の題名だけを見た人は本書の内容をすっかり勘違いしてしまうと思いますが、内容はウクライナ紛争を期に、我が国とアメリカとの戦争を少しでも理解し、我が国の先人たちのご苦労に思いを馳せ、歴史の教訓から学んでいこうという内容です。
ウクライナ紛争に関しましては、プーチンさんのロシアは昔の日本と全く同じようにすっかりと悪者にされて追い詰められてきた結果の、自存自衛のことを書かれています。
ウクライナ紛争に関しまして、ロシア系住民たちが虐殺されてきたこととかをマスメディアが報道してくれなくてはほとんどの多くの人たちはそのことを知らないままだと思います。
日米戦争はまだ終わっていない。まだ継続中である。
日本を二度と再びアジアの大国、地域大国、独立国家にしないための、抑止するための洗脳教育が継続中である。
日米構造協議(対日年次改革要望書)など、あからさまな日本を植民地としてしか見ていない日本人を軽く下に見た、なめきった、見下した姿勢の態度の状態が続いています。
本書に名前を挙げられている人たちをスマホで調べながら読みました。
関連する人物たちがたくさんいて、調べていたら時間がいくらあっても足りないぐらいきりがないです。
日本人はこういう連中共達に都合よく軽く扱われてきて悪者にされてきたんだなあとか、色々と思うことはありました。
こういう人たち関係の本を翻訳している日本人の人たちはどういう風に考えているのかなとか。
そして私を含めて多くの日本人たちはアメリカという国に関して大変な勘違いをしてきているのではないかと思います。
つまり芸能や音楽、ハリウッド映画、スポーツなんかではなくて、フロンティア スピリット、開拓精神、開拓者たちが作ってきた国だということです。
多くの軍人、政治家、法律家、実業家、宗教家たちが作ってきた国なのではないかと思います。
確かにそういう人たちは 優秀な人たちだったとは思います。
しかし結局は、先住民たちを虐殺し、追い出し、迫害しならでなければ作ってはこれなかったわけです。
そうした情け容赦のない残酷さの上で繁栄してきたわけです。
そのことをなんとか色々と理屈をつけてどんどん正当化して、正義面をしてきた歴史の国なわけです。
日米戦争もまた同じくあれだけのことを 日本人、日本にしておきながらも、自分たちに調子のいい、都合のいい理屈を色々とつけて正義感面をしています。
馬渕さんはそこまで昔には遡ってはいないのですが、グローバリズム 世界統一政府とかよりも、私は絶対に、今は アングロサクソン中心のアメリカという国の成り立ちとも関係があると思います。
つまりさらにその前のコロンブス、当時のローマ教会、スペイン、ポルトガルの頃から日本は狙われてきていたのだと思います。
黄金の国ジバングですが、コロンブス達の思い通りに、今ではすっかりと日本人、日本はアメリカだけではなく世界中の中で、あまりにも力強さのない、生命力のない、世界中の金づる、世界中の可愛らしいペットみたいな感じの軽い存在に成り下がって、貶められてきてしまっているのではないのかなと思ってしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウクライナ戦争についての話ではない。が、同様の構造は過去にも見られたという「歴史は繰り返す」という話。
学生時代に教わった歴史観がいかに偏ったものであったか、最近になってようやく気づかされ、ショックを受け続けている。本書の第1部から第3部では、第1次世界大戦後のウィルソン大統領のころから、第2次世界大戦に至るまでの経緯が語られている。世界共産化を目指す国際主義者たちにより、いかに日本が差別的な扱いを受け、彼らの都合のいいように扱われてきたか、そして最終的に戦争に突入せざるを得なくなったか。この間、日本はあくまでも和平を目指した交渉等の努力を続けてきたことを思うと余計に、辛く悲しい思いになってしまう。 -
◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC15112389 -
中身はウクライナ関係ない