- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784899772590
感想・レビュー・書評
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くるみの木の25年を綴った記録
写真が魅力的
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心が忙しいとはどういう事か考えさせられました。
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中身はともかく写真は良い。
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↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00160808 -
くるみの木が沢山の人に愛され支えられているのが分かる。
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石村さんの愛おしいという気持ちが詰まった本。
周りのひとたちへの感謝の気持ちややさしさが、あの場所の空気を作り出しているのだと実感する。
大事なことを気づかされる一冊。 -
法蓮町のくるみの木へ行ってきたけど、混んでて待ち客も何組か居るし、ワタシは用事があったので待てなくてカフェは利用しなかった。外に出ると雑貨屋があるのでサッと寄った。レジ前にここのオーナーの著書が4冊平積みされてて、その中の1冊を買いました。なんとなく、読み易そうだったので。読んでいくと、レストラン経営に今行き詰まっている母に読ませたいと思った。くるみの木で働く従業員の事や近所の人との繋がり、生産者さんなど。こう考える経営者ってけっこう少数派なんじゃあないか?と。例えば生産者とは自分が好む物作りや人柄など重視している。従業員は出戻りを繰り返す子や、親が働いてた頃は小さかったけど大きくなって自分も働くようになった子、などたくさんの従業員がこの著書では紹介されている。本当にそこまで従業員が素晴らしいのかはワタシはまだ分からない。でもこの本に書かれてある事が実行できれば、と言うより自然に出来れば、経営者も従業員も生産者も、そしてお客も気分良く居られるのではないかと思った。著者は25年もの間、カフェや雑貨と関わってきた。その中で、自分が思い描く気持ちのいい生活を体現したいと精進してきた。これからもそうするだろう。素敵な生活雑貨に囲まれ、立派ではないけど美味しく身体に良いものを食べる。難しい事ではないのに、今とても難しい。最近の人間にとっては贅沢な事となってしまった。
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石村さんの愛おしいものたちをゆっくりと見せていただいているような気持ちでページをめくりました。
25年という月日を重ねて、今や揺るぎない場所となったくるみの木の、愛される理由とストーリー。
扱っているものがいくら良くても、お料理がいくら美味しくても、お店に流れる空気というか、気配のようなものはやっぱり「人」によってもたらされるのだなぁと。
読後、くるみの木の、あの木製のドアを開けたときのような、秋篠の森の清潔なベッドで目覚めたときのような、温かい気持ちが胸に流れています。(Y)