路地裏

  • ケイツー
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901006125

感想・レビュー・書評

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  • 黒田征太郎さんの
    「僕があるいてきたところ」が
    圧巻でした
    ー息をつく暇もなく
    という気持ちのまま
    読まされてしまいました

    断片的に
    黒田征太郎さんの「絵」には
    遭遇していましたが
    そうか
    そういうことだったのだ
    と 改めて 思ったのでした

    そして
    梁 石日さん
    久しぶりに再読してみようかな
    と思いました

  • 「黒田さんの絵は、アヴァンギャルド。
     まるで、彼の人生のようだ。」
    という言葉が、とても印象的。

    そのほか、
    ・・・・・・・・・・・・
     異郷を旅し、めぐりめぐって辿り着くのは、
     おれの身体であり、身体こそ故郷にほかならない。
     (中略)
     大阪で生まれ、大阪で育ち、大阪を捨て、
     日本を捨て、世界を放浪しながら、
     再びもう一人の自分を探すために、大阪へ戻ってきた。
    ・・・・・・・・・・・・
    それだけ激しく動いて、なお何かを探している。
    それくらい、人生は深いのかぁ、と思ったり。
    まぁ、見つかっちゃったら、おもしろくないのかも、やけど。

    黒田さんの絵は、かわいいけど、なんだかトガってる気がするのは、
    そういうことだったのかぁ、と感心しきりの一冊でした。

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著者プロフィール

1936年生まれ。『血と骨』『夜を賭けて』など作品多数。

「2020年 『魂の痕(きずあと)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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