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- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901391221
作品紹介・あらすじ
たとえば、あなたが犯罪の容疑者、被害者のいずれかに立たされTVカメラや記者に始終付きまとわれたとしよう。警察情報はひとり歩きして、あなたと違う「人間像」がつくられる…誰にでも起こりうる恐ろしい現実。そんなとき、あなたは何を支えに生き、誰に向かって真実を主張するだろう?情報の真贋を見極めることは、報道に携わる人間の資質でありモラルでもある。誤ったら公に反省すればいい。しかし、現在は報道も消費の対象であり「娯楽」でもある。長い記者生活のなかで、鳥越は「真実」を追い続けてきた。失敗もあった。そこで、彼は何を学び、どう伝えてきたのか?「ニュースの職人」を自認する鳥越の発言は、警鐘に満ちている。
感想・レビュー・書評
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誰かわからない誰かの鳥越俊太郎へのインタビューをそのまま活字にしたもの。750円だから仕方ないのかもしれないが、話しことばをそのまま活字化しているから、所々非常におかしな表現になっているのが、気になる。誤字も多いし、あまりにも安易なつくり。ただ、鳥越が話している内容は必聴。新聞、雑誌、テレビといろんなメディアで報道にかかわってきた著者だけに、その実態への切り込みは鋭いし、課題・問題点を明らかにする。そして、報道の受け手である僕らのスタンスに対して視点を与えてくれる。安易な本だけど、お勧め。薄いから30分で読める。
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記者、キャスター、教授と様々な経験をしてきた鳥越さんが次に選んだのは、日本版・オーマイニュースの編集長か……。
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