無意識と出会う ユング派のイメージ療法—アクティヴ・イマジネーションの理論と実践1
- トランスビュー (2004年5月5日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901510219
作品紹介・あらすじ
ユング派精神分析のもっとも重要な技法「アクティヴ・イマジネーション」を、ごく初期の事例にしぼって解説し、いつ、どんな場合に、どう導入するか、解釈の仕方、注意事項などを具体的に示す。
分かりやすい事例をもとに、どうすれば実践できるかを具体的に説く初級篇。
感想・レビュー・書評
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ユングのアクティヴ・イマジネーションの技法を、わかりやすいことばで解説しているシリーズの第1巻です。著者自身の臨床経験のなかで現われたアクティヴ・イマジネーションの実例を参照しながら、とくに「アクティヴ」であるとはどういうことか、という点について、くわしい説明がなされています。
ユング心理学についても一通り解説されているのですが、アクティヴ・イマジネーションに関係するところを中心に簡単に触れられているだけなので、同じ著者の『アクティヴ・イマジネーション―ユング派最強の技法の誕生と展開』(誠信書房)など、他の本で補う必要があるかもしれません。理論的なことよりも、実際にアクティヴ・イマジネーションをおこなうための手引きといった性格の本ではないかという印象を受けました。
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