人のためになる人ならない人: コーチ力が生み出す人間力・社会力

著者 :
  • バジリコ
3.14
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本棚登録 : 46
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901784016

作品紹介・あらすじ

キーワードは結果至上主義から経過主義へ。真の成功へ導くヒントがここにある。

感想・レビュー・書評

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  • スポーツドクターである著者がコーチングの観点から様々な名指導者コーチ力を分析.「コーチ力を身に着ける=人のためになる」と定義.

    コーチとは馬車という言葉に由来.
    コーチのあるべき姿は馬車に乗せ,行きたいところに,ベストな道順で,もっとも居心地良く連れて行くのが役目

  • この本は、「人のために」という人間の根源的なテーマについて、コーチングという視点から説明された本です。
    この考え方は、あらゆる人間関係の中に成り立つものであり、コーチングを仕事としてやっている人はもちろん、医者と患者、教師と生徒、上司と部下、親と子供、スポーツチームのコーチと選手など、様々な関係の中で必要となるものです。

    本書の中では、『人のためになる生き方=コーチ力』
    とし、このコーチ力をC・O・A・C・H と頭文字をとり、20項目に絞り説明されています。

    《COACH力の基本》
    Comprehension=理解力
    Outlook=見通す力
    Affection=愛情力
    Character=人間性
    Humor=ユーモア力

    《COACH力の実際(応用編)》
    Communication=コミュニケーションする
    Organization=組織する
    Awareness=知る
    Capacity=限界を受け入れる
    Humanity=人間味溢れる

    Courage=勇気付ける
    On Going=自ら成長する
    Accountability=説明する
    Confirm=決意を固める
    Hearty=思いやる

    《COACH力の例》
    Circumstance=環境
    Originality=オリジナリティー
    Acknowledge=認める
    Cordial=誠実
    Harmony=調和


    なるほど、と分かっていても、なかなか実践に移すことは難しそうですが・・・
    人付き合いにおいて、勉強になる1冊でした。

    例として、『スラムダンク』安西監督のコーチ力が挙げられてるのが面白かったです。また、スラムダンクを読んでみたくなりました!


    <内容(Amazonより)>
    本書は、『スラムダンク勝利学』の著者であり、スポーツと医療の領域で活躍されている辻秀一氏が、社会生活における「コーチ力」の重要性を示し、その実践について記したものです。
    誰しも「人のためにならない」よりは、「人のためになる」ほうがいいと思っていることでしょう。この「人のためになる」というのは、自己犠牲やボランティアのことではなく、単に人の役に立つということでもありません。職場、学校、家庭、スポーツチーム……社会のさまざまな場において、自分の周囲にいる人の力を引き出し、存分に発揮させるということです。それによって、結果がついてくるのはもちろん、相手のその後の成長も助けることになるのです。これが、本当に「人のためになる」ことです。

    そのために重要なのが、「コーチ力」。その「コーチ力」を身につけるためのヒントを、すぐれたスポーツコーチの生き方、考え方に見出し、解き明かします


    <目次>
    第1章 誰でも人のためになることはできる
    第2章 人のためになる五つの生き方、考え方―コーチ(COACH)力の基本
    第3章 人のためになっている人たち―コーチ(COACH)力の実際
    第4章 名将に学ぶコーチ(COACH)力
    第5章 思いあたりませんか、こんな時、こんなこと!?

  • 主人の本で、スポーツのコーチングのための一冊なので、なんとな~く読み始めたのですが・・・・

    泣きそうになってしまいました

    胸に響きました

    子育てのヒント、そして楽しく生きるヒントが沢山ありました
    必要なのに、忘れてしまっていること
    大切なのに、後回しにしてしまっていること
    当たり前なのに、やらないこと
    親として、人間として大事なことを思い出させてくれました


    私の子育てバイブルにします!!!
    すべての土台は愛情です
    おすすめです☆

  • 100506 通読、私本、Booklog、MMPC
        普通の内容。 特筆すべきことなし。

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著者プロフィール

辻 秀一:1961年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業、慶應義塾大学で内科研修を積む。その後、「本当に生きるとは」を考え、人が自分らしく心豊かに生きること、すなわちクオリティーオブライフ(QOL)のサポートを志す。スポーツにそのヒントがあると閃き、慶大スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。99年、QOL向上のための活動実践の場として、株式会社エミネクロスを設立。スポーツ心理学を日常生活に応用した応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを、最適・最大化する心の状態「Flow」を生みだすための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開。37万部突破の『スラムダンク勝利学(集英社インターナショナル)』をはじめ、『リーダー1年目からの教科書(ぱる出版)』『自分を「ごきげん」にする方法(サンマーク出版)』『禅脳思考(フォレスト出版)』 『さよなら、ストレス(文春新書)』など著書他多数。最新刊は『Play Life, Play Sports~ スポーツが教えてくれる人生という試合の歩み方~(内外出版)』

「2018年 『メンタルトレーナー直伝 先生の“ごきげん思考”で、授業はうまくいく!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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