- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901868051
感想・レビュー・書評
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不条理すぎて後味悪い…。いろいろな意味で稀有な作家。
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時に切なくて、時にリアル。
犬と老人男性と少年。感動します。 -
ゲイの老人(作曲家)と飼い犬ティモレオンのせつないけれどグロくて…、時にムゴぃ…お話です。
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瞬きの数だけある喜怒哀楽、光と影。
自分は今ここに居る。そして、地球には裏側が存在する。
人は刹那にどのくらいの地図を描けるのだろうか? -
犬より猫派
でもおすすめ -
かわいい犬と性(格)の悪いおじいさんの話かと思いきや、、、話は2部に分かれていて、ずんずん引きこまれていきます。目次のタイトルもステキ。ラスト…(!!)
Run a way Timoleon Vieta!!
装丁もステキ…。 -
ティモレオンというワンちゃんのお話と数々の人間模様。中でも耳の聞こえない少女と不良少年の恋愛が非情!最後は、やっぱりそうきたか・・・・と脱力・・・やめて・・・って感じ
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すごく切ない。最後まで切ない。ホモの老人と元野良犬。エセボスニア人。と犬の遭遇した色々な人々の人生。みんな、誰かを待ってる。面白切なくて、数時間で一気に読みました。犬飼いたーい。
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残酷で実に哀切なお話。
犬の忠実さ、人間の愚かさが痛々しい。 -
一つ一つの物語が、あまりにも美しい。雑踏の中でほんの僅かにすれ違う人々も、それぞれがそれぞれの歴史とか秘密とか想いとか抱えてるんだということを意識させられました。不器用さゆえに事が上手く行かず、わだかまりに悩まされる人々が愛しいです。
バッドエンド・不条理好きな人にはたまらない本だと思います。私がそうだから。