ともだちがやって来た。 (ほぼ日ブックス)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
4.15
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本棚登録 : 220
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516388

感想・レビュー・書評

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  • いつだったか、UHBさんの番組で風味絶佳を取り上げていただいたとき、店主お気に入りの本としてご紹介させてきただきました。

    まだ社名が「ほぼ日」じゃなく、「東京糸井重里事務所」の頃。糸井さんのことばが、わたしの栄養になりはじめて、今は毎日、ダーリンコラムを読んでいる。

    コピーライティングって、きっと哲学で。
    核心ついた表現できる方の日々の思考や
    モノの見方を読めて、あれからずっと、
    このシリーズの読者です。
    本の”つくり”含めて、愛おしい大切なシリーズ。
    “開化”のマスターに教えていただきました。

  • またしても、ズキュンズキュンと刺さるコトバが。
    何冊か、糸井重里さんの作品を読んだけど、覚えておきたいコトバにたくさん出会った。すごく、後押しされてる。

  • 詩のように柔らかい言葉は、疲れている人に覿面だなと思う。
    頭に残る言葉は心を投影します。

    ⭐︎049より引用−−−−
    『嫌いだと言いつつも惹かれている』ことについて、ひとりの時間にゆっくり考えたほうがいい。
    どういうところが気になるのか、
    どんな風に好きじゃないのか、
    好きだと認めるとなにがいけないのか。−−−−



    糸井重里さんのことばは的を射てます。
    でも柔らかくて、やじろべえのように方向を定めてくれる。
    一つ一つの言葉をかみしめるように、読んでいくと自分のことがよりわかるんじゃないかな。

  • 糸井さんの言葉がとても心に響きます。
    写真もいいものが多くて読んでいてすっとします。
    「いい日曜日になった。ただジャムをつくったという
    だけの理由で、です。」が好きです。
    日曜日がいい日になるのがこれだけの理由で出来るのは
    いいことだと思いました。

  • 良いね。とても良い。いろいろ、こう、考えるよね。じわーっとしたり、むむーっとなったり。良いです。糸井さん。

  • 笑っちゃうし、唸らされるし、頷いちゃうし、びっくりもするような、いろいろなタイプの言葉がおさめられていますが、そのどれにも、糸井さんという個性が貫かれている、当たり前ですが。言葉、なんだけれども、糸井さんの総合力がやんわりと込められているようなそんな感じがしました。

  • ―――しゃべるし、聞く!
       無敵じゃないっすか、これ。―――

    2008年の糸井さん。
    10年前にほぼ日を立ちあげたことから、お仕事に対する姿勢や考えのことばが多く載せられている。

    ―――「ほぼ日刊イトイ新聞」というのは、
       読んでわからないことも、
       しゃべった話を聞くことならけっこうわかる、
       そんな仕掛けでできている―――

    ―――考えてみると、ぼくらは「自信のないこと」ほど、完全を意識しますよね―――

    ―――「ほんとうにのぞむことは、いちばんにしちゃダメだよ」―――

    急がばまわれ、あせるべからず、ということが自分を助けてくれたなあと後から思うことはあるけど、あせったことでよかったことってないなあとも。
    それはのんびりするとか、だらだらするということではなく、慎重かつ時に大胆に、機が熟すのを待つということかもしれない。

    はたらくこと、つづけること。
    この難しさと面白さ。
    喋って聞くことのおもしろさと、沈黙の使い方。

    アンテナをはることが習慣化されたら日常はもっとおもしろくなるだろうな。

  • 2013 12/15

  • やさしいきもちになれる本。

  • ――両思いのときだって、これは、ほんとうは、
    両側からの片思いであるとも言えるわけで、
    あらゆる他者との関係は、片思いですよ、ねぇ。
    しかも、片思いしている時間という のは、
    あんまり悪い気持ちでもないような。


    両側からの片思い…、なるほどなぁと思った。
    なんで、片思いしてるときのほうが
    楽しかったりするんだろ。
    ま、理由はよくわかんないけど、
    片思いのときみたいな気持ちを
    いつでもずっと持ち続けられたらいいな。

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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