- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902577006
感想・レビュー・書評
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よしもとばななとパトリス・ジュリアンの往復書簡集。あっというまに通読してしまう刺激的で気持ちのよい一冊だった。
出産、育児という大きな体験の真っ只中にいる女性と、東京のまんなかで、アートとしてのライフスタイルを考え続けるフランス人の男性の、文字による対話。相手の考え方や感じ方にただ同調を重ねるのではなく、お互いに鋭く切り込み合うようなやり取りの読後感は、自分や相手を尊重し、誠意を持って歓迎しあう愛情の後味。 -
パトリスさんのことは知らないけど、まるでよしもとばななの小説の登場人物みたいな人だし、シチュエーションだと思った。
図書館の帰りにコーヒー飲みながらカフェで1冊読みきってしまった。
そんな、引き込まれるような力のある本だった。 -
ばななさんとパトリスの共著!往復書簡!!
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最近衣食住において難民の私・・・・。
私のパラダイスってどんなの??? -
パトリスさんけっこうグサっと言う人。
前半はよしもとばなながパトリスさんの話に上手いこと合わせてる感じはしたけど、後半はお互い本音で、打ち解けてる感じがしました。 -
再読。
ここ数日間、暑さを言い訳にダラダラと過ごしていたので、背筋が伸びた。
家事にしても、仕事にしても、人間関係にしても何だか中途半端なのは信念と愛情が足りなかったのだな。 -
わたしにとってきらめくような言葉の数々。経験豊富な大人の言葉に気づかされる本当に大切なこと。なんどもなんども読み返している大切な本。
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わたしにとってきらめくような言葉の数々。経験豊富な大人の言葉に気づかされる本当に大切なこと。なんどもなんども読み返している大切な本。
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この本大好き!
ともすればカッチーンときてしまいそうな手紙にも
失礼のない態度や言葉を選んでくれたばななさんが!
パトリスさんはちょっと行き過ぎたところもあるかな?
私のメールはパトリスさんタイプなんだけど(笑)
おじさんとおばさんは悪いことは悪いって伝える義務も
あるんだなぁ、自分はもうそういう年齢なんだなぁ、と
しみじみ思いました
特に良かったのはチビラくんの写真です
「フロリダにて。」「西伊豆、土肥にて。」「タマが見えてるぞ!」は
いつまでもいつまでも眺めていたいくらいで
愛しくていっそ切り取ってしまおうかと思うほど(しないけど)
メール受信設定ミスで図書館からのメールが届かないように
なっていたのに待ってくれた図書館の人に感謝です