- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903441078
感想・レビュー・書評
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日本振興銀行の元会長で、初めてペイオフが適用された銀行を設立した人です。
しかし、本書の内容は投資に対して非常に謙虚に書かれています。詳細なテクニックではなく投資全体の考え方を示されています。しかも、個人投資家のために書かれていることがよくわかります。投資を始めるときには何回か読み返すべき書籍です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は、木村剛氏である。東大ー日銀ー独立という経歴を持っている。このような
キャリア以外にも、政府の複数の委員会やサッカー協会?などのメンバーとしても
活動をしている。
本書の内容は、投資についてであるがその示唆は非常にシンプルである。
そのキーメッセージを以下に記す。
1.投資には絶対に「うまい話」はない。これが大前提
2.次に、仕事を失っても病気になっても当面暮らしていける資金(2年分)を貯蓄
3.2が出来て初めて「投資」を行う。その具体的内容は、
3−1.長期的投資(死ぬまで換金しないつもりで)
3−2.分散投資
3−3.低コスト&シンプル
以上の3つが最重要ポイントである。
個人的には、資産運用関係の本は全く買った事がないに等しいので、評価しにくい
部分もあるのだが、それを考慮しても「絶対に買って読むべき本」だと断定できる
内容になっていると思う。
巷には、多くの投資関係の本が並んでいるが、本当に利益確定ならば人に教えないで
密かに利益を享受しているハズである。間違っても、「本」という媒体を通して万人に
教える必要はない。それを勘違いしてはならないし、その指摘を何度も本書ではしている。
そのような、視点に共感を覚えたとともに、信頼できるデータによって、多くの指摘が
納得のいくものとなっている。また、上記の3点以外にも、重要な助言がちりばめられていて
投資ライフの一生の友となるに違いないだろう。
いよいよ今月末から証券会社に口座を開設し、本格的に投資を始める。
大いに本書を参考にさせてもらう。
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木村さんの本は、王道っぽくて好き。
前作のおかげで自分の投資ポリシーを創り上げることが出来た。 -
この手の本にしてはよみやすく、
順序もきちんと明確に立てられていたので
すごくよかった。
まー、今でも自分の腕一本で立っているわけではないが
長い人生の過程で少しでも豊かになれればと
思うのだが、片付けなければならない問題が
自身には多すぎるので修行せねば!!!
とおもったことを心に留めておく。 -
1800では安いくらいの内容のある著書です。やはり、ローンを組んで買う持ち家は、資産なのか負債なのか考えさせられます。あと、金利について力説していたのがいいと思います。一つ要望として挙げれば、投信についてもう少し話をして欲しかったです。入門書としては、とっつきにくいかと思うけれども、本当に理解している人の話は、わかりやすいので、その点を踏まえ受け入れやすく書いてくれています。将来結婚願望のある人は、家のローンについて考えなきゃいけないと思うので、特におススメです。