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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903500256
作品紹介・あらすじ
競争に負けた貧困は、自己責任の問題といわれた。果たして、貧困とはそんな軽い問題なのか。貧困とその対策としての公的扶助を歴史的に考察し、格差社会からの出口を示す。
感想・レビュー・書評
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12 教育は貧困をなくせるか[松本伊智朗先生] 3
【ブックガイドのコメント】
「貧困と社会保障、公的扶助の歴史、現状を解説。放送大学テキスト。」
(『ともに生きるための教育学へのレッスン40』184ページ)
【北大ではここにあります(北海道大学蔵書目録へのリンク先)】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001475368
【北大では電子ブックが利用できます(学外からはリモートアクセスサービスをご利用ください)】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000051262詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろいろな人が貧困を論じている中で、著者の特徴は戦争との関係に紙面の多くを割いている点だと思う。
なぜ貧困救済は無差別平等でなければならないかを語らせたら、著者の右に出るものはいない。
個人的に生活保護裁判を強調しすぎるとソーシャルワーク色が薄くなるいうな気もしてしまうのだけど、でも朝日訴訟や藤木訴訟などの裁判は常に新しい風を起こしていることも事実。
著者の話は知識になることはもちろん、心に響く感じがして好きだ。
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