- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903908618
作品紹介・あらすじ
わたしの中の
「あの子」が騒ぐ。
「夕焼けだんだん」「週末の自動販売機」「お母さん、心配?」「ひみつのお手伝い」「おかしなパンツ」「門限のない国で」「夜のドラえもん」「ノージェスチャー ノーライフ」「そう書いてあった」……珠玉の49編。
大人の国で生きることのもどかしさ、切なさ、
美しさを綴った、魅惑のエッセイ集。
「朝日新聞」好評連載「オトナになった女子たちへ」収録。
感想・レビュー・書評
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ごめんね、何もかも喋りたくなるから
危ない、あぶない。
さて「僕の姉ちゃん」から入った
まあ、その前に
「47都道府県一人で行ってみよう。」みたいな題名のガイドブックとは程遠い本にも???っていう感じで魅せられて存じ上げた益田ミリ様
さすがのエッセイ!素晴らしい
お人柄やら友達多いやら魅力満載
視点が違うんだよね。
これこそエッセイの魅力
自分ではおそらく興味を持たないであろう事柄に
改めて惹かれ
気がつけばそのものを欲しくて
直行したり「ニューバランスの靴など」
あ、そうだ!フルーツパーラーに行って
桃のパフェを食べるんだと
行動を起こさせる。
あげればキリないんだけど、あー楽しかった。
何気ないことに、
ふーん、改めて文章として載せられると
いろんなことに気がつかされる。
ただ遊びに行くのでなく
「〜を楽しもう会」というように
なんでも名前をつけて楽しんだらいいな!と思う。
人生楽しまなきゃ損。
漫画の方が、深い深い内面をほじくってるかもね。
まだまだ目が外せないヤツだ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつものミリさん。
私はお風呂の中で読む事が多く、まさに心も体もまったりできる一冊でした。
私の好きな益田ミリさんののんびりとした内容で、でも大人独特の寂しさもあり。そんなちょっぴり淋しい孤独感も実は好きだったりするのがまた大人。
漫画も好きですが、ミリさんはエッセイが好きです。 -
一気読み!共感するところ、笑ってしまうところがあり、面白かったです。かなり個人的な感想ですが、友だちに会いたくなりました!
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友人たちと、終電になるまでおしゃべりしたり
朝になるまで、飲み歩いたりカラオケしたり
益田ミリさんの毎日はとても軽やかだ。
楽しそうな日々が綴られているのに
なぜか読んでいて感じるのは切なさだ。
きっとミリさんが語る思い出話や友人たちとの出来事に自分の中にもある同じような思いが
刺激されるのだろう。
エッセイの中で、
取るに足らないような小さな出来事の中にある
愛おしいものを、そっと掬い上げて見せてくれるミリさん、
まだ読んだことはないのだけれど、どんな漫画を描くのでしょう。
読んでみたい作者がまた一人増えました^^ -
短い短いエッセイ集。
他愛のない日常がただ描かれているだけなのに、何か癒やされてほっこりする。
そして、ミリさんはいつも人生を楽しんで生きているように映る。
だからこそ、読んでいて面白いし、自分ももっと楽しみたいと気力が湧いてくる。
世界の料理を食べたり、作ったり。
フィナンシェとマドレーヌの違い、キャラメルとヌガーの違い。
フォアローゼズ。
知らない世界を、楽しい世界を垣間見せてもらった気分。 -
やっぱり大好き、益田ミリさん。
女ともだちと会って、美味しいものをたらふく食べ、とりとめのない話をする。
そんな事が猛烈にしたくなった。 -
2021.2.8
相変わらずの益田節。
女友達との女子会か、仕事の打ち合わせでおいしいもの(主に甘いものかバイキング)食べて帰り道で過去のことについて感傷にふけるパターンが多いな。笑
気が利かないというか、頭の中でその場に関係ないことをアレコレ考えてて上の空なことが多い人なんだろうなぁ。という印象。
今回のエッセイは父母の登場率多め。
家族でやる新年会の本気の宴会芸が楽しそう。
いつもエッセイに家族が出てくるから仲良いんだなーと思っているけど自分のパートナーのことはなぜかボカす益田さん。このエッセイ執筆中はパートナーはいなかったのかな。
益田さんのエッセイは読みやすいので、特別好きというわけでもないのについつい手にとってしまう。
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取り留めのないことなのだけど、くすっとしてしまう、疲れてるときに癒される本でした。オトナっていいなって思える。